Race Report/レースレポート

JAFグランプリ富士スプリントカップ2012 スーパーGT

2012年11月16日〜18日
GT500クラス参加台数15台
富士スピードウェイ

国内最高峰のフォーミュラ・ニッポン(FN)とスーパーGTのレースが3日間にわたり同日開催される『JAF グランプリ 富士スプリントカップ』が富士スピードウェイで行われました。今回のイベントでは、スーパーGTのレース距離は約100kmと非常に短いだけでなく、ピットインなし、ドライバー交代なしのスプリントレースでした。

予選

予選:5位

天候:晴れ

金曜日に行われた予選はドライコンディションで、20分間のセッションでした。開始直後にコースインしてユーズドタイヤでマシンのセットを確認しました。午前中の練習走行よりもタイムが良かったので、いったんピットインし、マシンセットは変更せず、ニュータイヤに変えてアタックのタイミングを待ちました。残り7分の時点でコースに入り、タイヤを暖めアタックに入りました。予想していたよりもニュータイヤとユーズドタイヤの差が大きく、バランスは変わらないのですが、グリップが高く感じました。そのために1周目のアタックでは感覚を合わせることがきませんでした。続けてタイムアタックを敢行し、1周目よりもタイムアップすることができ、最終的に5番手タイムで予選を終えました。

決勝

決勝:2位

天候:雨

決勝の天候は雨となり、ウェットコンディションの中で22周のレースが始まりました。従来のローリングスタートではなく、グリッドに静止した状態からスタートするスタンディングスタートでした。 焦ってしまうとホイールスピンが多くなってしまうので、シグナルが消えてホイールスピンしないように慎重に走り出しました。1周目で3番手までポジションを上げることができ、3周目の14コーナーで2位に浮上。さらにトップを走行していたマシンにペナルティーが科されたため、首位に立ちました。

トップを走行することで視界が良くなったので、できる限りプッシュしましたが、雨脚が強くなるにつれてコースにとどまることが難しくなっていました。8周目の13コーナーでスピンしてしまい、2番手に後退してしまいました。そして、直後にセーフティーカーが入り、レースはそのまま赤旗で中止になりました。その結果、2位表彰台を獲得することができました。

広大コメント

予選、決勝ともに調子が良く、思い切り走ることができました。しかし、決勝の厳しい状態の中でもう少し耐えることができれば、勝てたレースだったと思います。本当に悔しい気持ちでいっぱいですが、再び好調さを取り戻すことができました。2013年シーズンは常に上位で走り、チャンピオンを獲得できるように頑張ります。

最後に、今シーズンも応援ありがとうございました。皆さまの声援がすごく励みになりました。2013年も精一杯頑張りますので、応援よろしくお願いします。