Race Report/レースレポート

2012年スーパーGT第4戦

2012年7月28日〜29日
GT500クラス参加台数15台
スポーツランドSUGO

宮城県のスポーツランドSUGOで第4戦が行われました。前回のセパン・ラウンドでは、決勝でマシンがアンダーステアで曲がりにくい状態だったので、空力パーツ含めセッティングを見直しました。

予選

予選:8位

天候:晴れ

今回はスーパーラップ方式で予選が行われ、スーパーラップのアタックドライバーをつとめました。Q1を担当した年弘さんのアタックで5番手タイムとなり、スーパーラップは6番目のアタックになりました。朝の走行、Q1からまだアンダーステアの症状が残っていたので、スーパーラップに向けてセッティングを合わせました。ピットアウトし、念入りにタイヤを暖め、タイムアタックに入りました。マシンはまだ少しアンダーステアで曲がりにくかったのですが、自分のドライビングでうまく曲げるようにコントロールしながら走りましたが、思うようにタイムが伸びず、8番手タイムとなってしまいました。

決勝

決勝:9位

天候:晴れ

日曜朝の走行では、ガソリンを積んだ状態でのマシンのフィーリングの確認と、予選後のミーティングで話し合ったセッティングを試しました。SUGOでは通常よりもガソリンを積んだ分車高を上げるのですが、できる限り低い状態で走れるように、ボトミングをおさえる方向性にしました。さらに、ドライバーがコントロールしやすいように調整していきました。この方向性が良かったので、さらに調整を進め、81周のレースに臨みました。

スタートを担当した年弘さんは順調に周回を重ねていきました。後半に向けてタイヤ選択をどうすればいいかをチームと相談しながら走行していました。そして、37周目にピットに入り、ドライバー交代を行いコースに戻りました。しかし、このピット作業中に給油装置のトラブルでガソリンを入れることができず、もう1度ピットに入ることになってしまいました。

トップからは大きく差が開いてしまいましたが、少しでもポイントを稼げるようにプッシュし続けました。決勝に向けたセッティングが自分のドライビングと合っていたので、他車よりも速いラップで安定して走り続けることができましたし、レース中のファーステストラップを記録することができました。その結果、9位でチェッカーを受け、ポイントを獲得することができました。

広大コメント

今回のレースでは、予選のスーパーラップでもっと順位を上げたかったのですが、思うようにタイムを出すことができませんでした。またアンダーステアのマシンをもう少し乗りこなせるようにすることと、自分がコントロールできるようなセッティングを見つけることも課題です。とはいえ、決勝のマシンがすごくよかったので、予選でも同じように走れるように8月の合同テストで試したいと思います。

今回はトラブルで悔しい結果となってしまいましたが、決勝中のマシンの調子もよいので、次回の鈴鹿で取り返せるように頑張ります。