Race Report/レースレポート

JAFグランプリ富士スプリントカップ2012 フォーミュラ・ニッポン

2012年月11月16〜18日
参加台数18台
富士スピードウェイ

フォーミュラ・ニッポンとスーパーGT、国内最高峰のレースが3日間にわたり同日開催されるJAFグランプリ 富士スプリントカップが富士スピードウェイで行われました。今回のイベントは、レース距離が100キロで、ピットインなしのスプリントレースでした。

予選

予選:1位(スペシャルステージ方式)

天候:雨

今回の予選は2012年のシリーズランキング下位選手から1台ずつタイムアタックを行うスペシャルステージ方式でした。金曜日はドライコンディションで走行することができましたが、予選当日は雨の中で走行が行われました。時間によって雨脚が強くなったり弱くなったりと不安定なコンディションとなりました。セッションの途中、一時雨脚が強くなり、好タイムを出すのは難しい状況となりましたが、幸い僕のアタックする頃には少しコンディションが回復しました。

気温が低くグリップ感をあまり感じられなかったので、タイヤを十分に温めながら走りました。そして、タイムアタックへ入っていきました。 1コーナーのブレーキングを落ち着いてクリアした後は、攻めながらもマシンが滑らないようアクセルワークに注意しました。1周しっかりまとめることができ、トップタイムを出すことができました。

決勝

決勝:不完走(規定周回数に満たさず)

天候:晴れ

予選から天候は回復し、晴天の中22周の決勝レースで行われました。スタートの反応は良かったのですが、そこからの加速でホイールスピンが多くなってしまい、36号車に先行を許してしまいました。さらに1コーナーで40号車と並んで入った際にブレーキロックしてしまい、左フロントが当たってしまいました。この接触によりマシンが破損し、レースを続けることができず、ピットに戻りました。普通であれば走行を続けることができない状態でしたが、チーム、メカニックが懸命な作業を行ってくれたおかげで、再びコースに戻ることができました。すでに大きく周回遅れになっていましたが、最後まで走りきり、チェッカーを受けることができました。

広大コメント

今シーズン最後のレースでポールポジションを獲得することができ、調子自体は良かったと思います。しかし、決勝のスタートミスから焦りが出て、接触でレースを終えることになってしまい、残念な結果に終わりました。悔しい気持ちでいっぱいです。

今年は本当にたくさんの経験をすることができましたが、まだまだその経験を活かしきれていないことが改めてわかりました。最後に今シーズンも応援していだき、本当にありがとうございました。今年の悔しい思いを晴らせるように、これからも頑張ります。引き続き応援をよろしくお願いします。