Race Report/レースレポート

2012年フォーミュラ・ニッポン第2戦

2012年月5月12〜13日
参加台数17台
ツインリンクもてぎ

2012年シーズンの第2戦が地元・栃木県にあるツインリンクもてぎで行われました。

予選

予選:5位(スペシャルステージ方式)

天候:晴れ

今大会は1台ずつ1周のタイムアタックで行うスペシャルステージ方式(以下SS)で予選が行われました。まず、SSの出走順を決めるための20分間のタイムアタックがありました。朝のフリー走行からマシンのセッティングを変更し臨みました。SSを見越し、1周でタイムを出すことを考えつつアタックしました。セッティング変更もいい方向へ行き、4番手タイムで最初のタイムアタックを終えました。

続くSSは14番目にアタックしました。アウトラップでしっかりタイヤを温め、アタックに入りました。セクター1はうまく走ることができましたが、セクター2のS字コーナーの進入でリアを滑らせてしまいタイムロスがあったため、総合5番手タイムとなってしまいました。

決勝

決勝:5位

天候:晴れ

朝のフリー走行で決勝セットの確認をしました。前回の鈴鹿の感触を再現できるようにと試みました。しかし、思うようなセットにならないまま、決勝に臨むことになってしまいました。

スタートはうまく加速することができましたが、順位を上げることはできず1コーナーへ入っていきました。3コーナーで前の2台が争っていたので隙を狙いましたが、ここでも順位変わらず、5番手のままレースが進んでいきました。ここから燃費をセーブしながら前の集団を追いかけていきました。しかし、燃費をセーブしているとはいえ徐々に前との差が開いていきました。周回を重ねてマシンの燃料が減り軽くなるにつれて少しずつタイムアップしましたが、それでもペースが速いとは言えませんでした。

30周目にピットに入りタイヤ交換と給油をしてコースに復帰しました。4番手のマシンがピットから出てきた時、差を大きく詰めることに成功しましたが、その後ペースを上げることができませんでした。最終的には大きく離されてしまい、単独5位で今回のレースを終えました。

広大コメント

今回のレースではいくつかの課題が見つかりました。まずSSの1周アタックでミスをしてしまいました。この1周でまとめるというのは今後の予選、特に夏場は重要になってきます。集中の仕方やマシンの仕上げ方も練り直します。またレースペースを上げられなかったことは、開幕戦の鈴鹿ではなかったことで、コースが違えどもどこでも同じように走れるようにマシンセット、自分の走り方含めて練り直したいと思います。次のレース(オートポリス)まで時間があまりありませんが、少しでも反省点を改善できるようにします。