Race Report/レースレポート

2016 SUPER FORMULA

Round.06SPORTSLAND SUGO

2016年スーパーフォーミュラ第6戦

開催日:2016年9月24日、25日 / 参加台数:19台 / 会場:スポーツランドSUGO(宮城県)

スーパーフォーミュラの第6戦は宮城県のスポーツランドSUGOで行われました。前回の岡山戦での反省をもとにセッティングを決め、金曜日のフリー走行を走りました。走り出しの調子は上々で、感触も悪くありませんでした。しかし路面状況が良くなるにつれて上位がタイムアップするのに対し、伸び悩んでしまいました。 土曜日の朝は少し路面が濡れている状態から始まりましたが、すぐにドライコンディションに戻りました。最後に予選シミュレーションを行い、午後の予選に臨みました。

予選

予選:12位(Q1:14位/Q2:12位)

天候:晴れ

予選はノックアウト方式で、3つのセッション(Q1、Q2、Q3)で構成され、Q1の上位14台がQ2へ、Q2の上位8台がQ3へと進むことができます。 Q1はセッション開始と同時にコースに入りました。まずはユーズドタイヤで走り、変更したセッティングの確認を行いました。そして残り8分を過ぎた頃、コースインし、ニュータイヤのアタックに入りました。SUGOはコース全長が短いため、毎回クリアラップをとるのが難しいため、タイヤのウォームアップをすると同時に前車との間合いを取ることに集中し、タイムアタックに入りました。 アタック1周目はスローダウンしているマシンに遭遇してしまいタイムを出せませんでしたが、2周目のタイムでギリギリQ1を通過することができました。 マシンのバランスは悪くなかったので、Q2に向けてダウンフォースを増やしてセッションに臨みました。Q1と同じように間合いに気をつけアタックに入り、Q1のタイムを更新することができましたが、通過タイムまでわずかに届かず、12番手で予選を終えました。

決勝

決勝:11位

天候:晴れ

日曜朝のフリー走行で決勝用のセッティングを試しました。バランスは悪くありませんでしたが、最終コーナーでもっとタイムを稼げるマシンをつくるため、フリー走行後もエンジニアとセッティングについて話し合いました。

そして迎えた決勝は気温が上がり、68周250kmで競われました。スタートで大きな混乱はありませんでしたが、ポジションを一つ下げてしまいました。5周目にピットに入ったマシンがあり、12番手でレースが進みました。前を走るマシンよりもタイムは速そうだったのでピットのタイミングで前に行けるように作戦を変更し、10周目にピットに入りました。しかし、前を走る65号車も同時にピットに入ったため逆転できず、ポジション変わらずコースに戻りました。 18周目にSPコーナーで止まった車両回収のためセーフティーカーが導入され、22周目にリスタートしました。そして35周目の馬の背コーナーでオーバーランしたマシンに並びかけ、少し接触しながらですがSPコーナーでアウトから追い抜き、11番手に上がりました。その後、前を走る4号車との差を詰めましたが、抜くことができず、11番手でレースを終えました。

広大コメント

今回走り始めは好調なスタートを切ることができ、そのまま良い流れがつかめそうでしたが、路面状況の変化に対応できませんでした。やはり、予選で上位にいけないと決勝でも厳しい戦いになってしまいます。最終戦の鈴鹿は今年の締めくくりとしてこの状況を変え、再び表彰台争いができる状況にしたいと思います。