熊本地震による震災の影響で、当初予定していた5月21、22日に大分県のオートポリスでの開催は中止。代替イベントとして最終戦ツインリンクもてぎで2レースを開催。
2016年シーズンのスーパーGT選手権の最終戦がツインリンクもてぎで行われました。今回のイベントでは、土曜日に熊本地震の影響で中止になった第3戦オートポリスの代替えレースが行われ、日曜日に第8戦が行われるという変則的なスケジュールとなりました。また、ウェイトハンデは土曜日がポイント×1kg、日曜日はウェイトハンデなしで戦いました。金曜日の公式練習走行は、雨の中で行われました。週末は晴れる予報でしたが、雨の中でも走行し、マシンのフィーリングを確かめました。
今回は土曜日と日曜日のぞれぞれの予選を、各ドライバーが担当しなければならないというルールでした。15分間の土曜日の予選は小暮さんが担当し、13番手タイムのタイムをマークしました。
スタート前の走行で自分が使うためのドライタイヤでコースに入り、1回ストレートを通ったあと、小暮さんに代わり、レースに向けてのセッティングを確認しました。 レースは250km/53周で行われました。スタートして3周目にクラッシュが発生し、車両回収のためセーフティーカーが入りました。8周目にレースが再開し、小暮さんは11番手までポジションを上げて19周目にピットに入りました。 ドライバー交代を終え、マシンを発進しようとしたのですが、ギアがうまく入りませんでした。その後、何度もギアの操作をしましたが、ピットを離れることができず、最終的にリタイアとなりました。
もてぎでのイベントは速さを見せることができませんでした。現状ではベストを尽くしましたが、厳しい結果となってしまいました。2017年シーズンは新型車両になります。オフのテストで来季に向けたテストをしっかり行い、良い結果を残せるように努めます。今シーズンも応援ありがとうございました。