Race Report/レースレポート

2016 SUPER FORMULA

Round.04TWINRING MOTEGI

2016年スーパーフォーミュラ第4戦

開催日:2016年8月20日、21日 / 参加台数:19台 / 会場:ツインリンクもてぎ(栃木県)

スーパーフォーミュラの第4戦は地元・栃木県ツインリンクもてぎで行われました。今大会のみ、レース中にソフトとハードの2スペックのタイヤを使うことが義務付けになり、第3戦の富士スピードウェイの後に行われたテストでも、その2種類のタイヤで走行し、今回の大会に臨みました。 金曜日の占有走行では、ソフトタイヤを予選で使うために温存する必要があり、ハードタイヤのみでセッティングを進めました。土曜日の午前はレインコンディションで行われ、レインタイヤもソフト、ハードタイヤの比較を行いました。その後、天気は回復し、ドライコンディションで予選が行われました。

予選

予選:12位(Q1:14位/Q2:12位)

天候:晴れ

予選はノックアウト方式で、3つのセッション(Q1、Q2、Q3)で構成され、Q1の上位14台がQ2へ、Q2の上位8台がQ3へと進むことができます。最初のQ1は20分間で行われました。まずはハードコンパウンドのニュータイヤでコースに入りました。ここで1度タイムアタックしたあとにピットに入り、ソフトのニュータイヤで2回目のアタックに入りました。ソフトタイヤの温まり具合がわからなかったので、1周ウォームアップし、2周目にアタックしました。その結果、14番手でQ1を通過することができました。 セッティングを変え、再びソフトタイヤでQ2に臨みました。今度はウォームアップラップを入れずにアタックし、Q1よりも大きくタイムを上げることができました。しかし、総合12番手タイムに終わり、Q3に進出することができませんでした。

決勝

決勝:12位

天候:晴れ

日曜日の朝の走行で、決勝に向けたセッティングの確認を行いました。しかし、良いセットを見つけられず、レース前の8分間のウォームアップ走行で違う方向性に変更して走行し、少し感触が良くなりました。今回は2種類のタイヤを使うことが義務付けされており、スタートタイヤはハードを選び、52周のレースを迎えました。

スタートではあまり順位を上げることができず、さらに1コーナーではブレーキで止まりきれず、アウト側まではらんでしまいました。しかし混乱を抜け、10番手で1周目を終えました。その後、1台がスローダウンしたため、レース序盤は9番手で周回を重ねました。 ハードタイヤでの調子が悪くタイムが伸び悩んでしまい、13周目の早いタイミングでピットに入りました。給油し、ソフトタイヤに変えましたが、ピットから離れる際にエンジンを止めてしまい、大きくタイムロスしてしまいました。その結果、他チームのピット作業が落ち着いた段階で12番手を走行することになりました。前を走る34号車を追いかけましたが、ポジションを上げることができず、12位でチェッカーフラッグを受けました。

広大コメント

今回は、終始調子を上げることができず、苦戦しました。エンジニアともセッティングを考えましたがうまくいきませんでした。さらにレースでは自分のミスで、ピット作業後にエンジンを止めてしまいました。次回の岡山は今年調子がよかったサーキットなので、前回のレースと同じように予選で前のグリッドを確保できるようにし、決勝でも今回のようなドライバーのミスをしないようにし、上位を狙います。