Race Report/レースレポート

2018 SUPER GT

Round.02FUJI SPEEDWAY

2018年スーパーGT第2戦

開催日:2018年5月3日、4日 / 参加台数:15台(GT500クラス) / 会場:富士スピードウェイ(静岡県)

スーパーGTの第2戦『FUJI GT 500km RACE』は富士スピードウェイで行われました。今回のイベントはレース距離が500kmとなり、2回のドライバー交代が義務付けられていました。開幕戦の結果(優勝)により、ウェイトハンデが今回出走するマシンの中で一番重い42kgで臨みました。

初日のフリー走行(木曜日)は、当初セッションを予定していた時間に濃霧が発生。スケジュールが大幅に変更となり、走行時間はかなり短くなりました。フリー走行では3月の合同テストから悩んでいたオーバーステアが症状は軽くなったのは確認できましたが、タイムを上げるためにはまだ改善する必要がありました。

Qualifying/予選

予選:14位

天候:晴れ

スケジュールの変更に伴い、予選は20分間で行われ、アタックを担当しました。開始と同時にニュータイヤでコースに入り、まず1回目のアタックをしました。タイヤのウォームアップとオーバーステアが気になったため、セッティングを変更。2セット目のニュータイヤで再びアタックしました。結果は14番手となりましたが、トップとのタイム差とウェイトハンデを考えると、決して悪いタイムではなかったと思います。

Final/決勝

決勝:11位

天候:晴れ

レース前のフリー走行は5分延長され、25分間のセッションとなりました。その中で決勝セッティングの確認を行いました。

今回のレースは110周で行われ、スタートと3スティント目を担当しました。スタートはポジションをキープしたままオープニングラップを終え、無理せずポジションを上げていけるように、落ち着いて周回を重ねていきました。3号車と64号車を抜き、トラブル車両も合わせ3つポジションを上げ、1スティント目の後半を迎えました。 中団グループから離されず、目視できる範囲で走行していました。しかし34周目に300クラスのマシンに後ろから追突されてスピンしてしまいました。最小限のロスでコースに戻り、マシンのダメージもほぼなかったのですが、再び追い上げの展開になってしまいました。

37周目に最初のピット作業を行い小暮さんに交代しました。11番手で走行している中、前を走るマシンとの差を詰めていき、16号車とのバトルになりました。その最中、タイヤにフラットスポットを作ってしまいました。数周の間は耐えていたのですが、その後パンクしてしまいました。ここで小暮さんの規定ミニマム周回数を満たしていればよかったのですが、まだ到達していなかったため、67周目に予定外のピットインを強いられました。タイヤ交換を行い、ドライバー交代せずコースに戻りました。

その後、規定周回数をクリアし、76周目にピットイン。ドライバー交代と給油を行い最後のスティントに臨みました。最終的には他車のトラブルもあり、11位で今回のレースを終えました。

Koudai's Voice/塚越広大コメント

今回はウェイトハンデが重い中、チャンピオンを見据えた落ち着いたレースをすることが自分の課題でした。何度かアクシデントに見舞われましたが、少しずつポジションも上げることができ、なんとか踏ん張っていたと思います。最終的には狙った通りの結果にはなりませんでしたが、次回の鈴鹿でも落ち着きつつも攻めていけるような状態でレースできるように、しっかりと準備していきたいと思います。