Race Report/レースレポート

2014 SUPER FORMULA

Round.06SPORTSLAND SUGO

2014年スーパーフォーミュラ第6戦

開催日:2014年9月27日、28日 / 参加台数:20台 / 会場:スポーツランドSUGO(宮城県)

第6戦は宮城県のスポーツランドSUGOで開催されました。今回は金曜日に1時間の走行がありました。SUGOは最終コーナーの走りが重要になるため、そこを中心にセッティングを進めました。しかし、セッション終盤で電気系のトラブルが出てしまい、最後にニュータイヤでアタックすることができませんでした。そのトラブルが土曜の朝のフリー走行でも発生してしまい、予定していたプログラムをこなすことができませんでした。

予選

予選:8位(Q1:12位/Q2:7位/Q3:8位)

天候:晴れ

予選はノックアウト方式で、3つのセッション(Q1、Q2、Q3)で構成され、Q1の上位14台がQ2へ、Q2の上位8台がQ3へと進むことができます。

フリー走行時のトラブルは解消しました。Q1ではマシンバランスは良かったのですが、グリップ感が少ない状態でした。そんな中でもQ2に進むことができ、この問題を直すためセッティングを変更しました。Q2が始まり、最初のアタックでは9番手タイムでした。その後、クラッシュ車両が出たため赤旗が出されました。残り2分20秒の時点でセッションが再開され、もう1度アタックしました。最後のアタックで自己ベストを更新し、Q3に進みました。予選の最終セッションとなる7分間のQ3では自己ベストを更新しましたが、最終コーナーマシンセッティングが最後まで決まらず、8番手タイムで予選を終えました。

決勝

決勝:リタイア

天候:晴れ

予選の走りから、最終コーナーをもっと安定して走れるようにセッティングを変え、朝のフリー走行を走りました。週末の中で一番感触が良くなり、68周の決勝を迎えることになりました。

スタートでクラッチが滑ってしまい思うように前に進みませんでしたが、1つポジションを上げて1周目をクリアしました。前を行くマシンに前半セクションで追い付くことができたため、抜くチャンスを狙いました。しかし、オーバーテイクは難しく、クリアスペースがあればタイムがもっと速いと判断。チームと無線で話して作戦を変更し、予定よりも早くピットへ入り、空いたスペースでプッシュすることにしました。

しかし、ピットへ入る予定の14周目にプッシュする中、ハイポイントコーナーの立ち上がりでコースオフし、スピンしてしまいました。コースに戻りピットへ入りましたが、給油がうまく入らず、ここでもタイムロスしてしまいました。さらにアウトラップで少しでも失った分を取り戻そうと焦ってしまい、最終コーナーのバンプでマシンのコントロールを失い、外側の壁にクラッシュしてしまいました。

広大コメント

第6戦は、走り始めのトラブルでセッティングする時間を失ってしまいました。そんな中でも、今回は予選でQ3に残るところまで取り返すことができました。これは、チーム総合力が上がっている証拠だと思います。そんな中、決勝は自分のミスでリタイアとなってしまいました。マシンの感触が良かったので、冷静に走らないといけないところで、少しでも前へという気持ちからミスを起こしてしまいました。残りは最終戦となります。トップ争いができるように、最後のレースは今シーズンのまとめとして、しっかり結果を残したいと思います。