Race Report/レースレポート

2014 SUPER FORMULA

Round.02FUJI SPEEDWAY

2014年スーパーフォーミュラ第2戦

開催日:2014年5月17日、18日 / 参加台数:19台 / 会場:富士スピードウェイ(静岡県)

第2戦は静岡県の富士スピードウェイで行われました。開幕戦の鈴鹿と同様に、今回も金曜日に1時間のフリー走行があったのですが、走行開始してまもなくトラブルが発生してしまい、十分な走行ができませんでした。土曜日の朝行われたフリー走行ではトラブルも解消し、マシンのセットアップに集中しました。

予選

レース1予選:11位/レース2予選:13位(Q1:11位/Q2:13位)

天候:晴れ

予選はノックアウト方式で、3つのセッション(Q1、Q2、Q3)で構成され、Q1の上位14台がQ2へ、Q2の上位8台がQ3へと進むことができます。迎えたQ1は20分間で行われました。フリー走行の結果からQ3に進出することが難しいと判断し、Q1で2セットのニュータイヤを使うことにしました。

公式練習から変更したセッティングの方向性が良かったので、さらに変更してQ1に臨み、11番手でクリアしました。Q2は開始間もなくして、31号車がスピンしたためにアタック前に赤旗が提示されました。残り2分弱で再開され、1周のみのアタックでQ2突破を目指しましたが、13番手タイムとなり、Q3に進むことができませんでした。

決勝

レース1決勝:リタイア/レース2決勝:9位

天候:晴れ

●レース1
今大会は2レース制となり、Q1の結果がレース1のスターティンググリッドとなりました。レース前に行われた8分間の走行でレースに向けたマシンセットの確認を行いましたが、終了直後に過給器系のトラブルが出てしまいました。レースを走れるように対策をしましたが、フォーメーションラップが始まってすぐにトラブルが解消されていないことがわかり、そのままピットへ戻りリタイアとなりました。


●レース2
日曜午後に行われたレース2は35周で行われ、タイヤ交換が義務付けされていました。予選の結果により13番手からのスタートでした。シグナルが消えスタートしようとした時に、クラッチを繋げようとしたのですが、思うように動かず出遅れてしまい、順位を最後尾まで落としてしまいました。その周のBコーナーのブレーキングで62号車を抜き18番手で1周目を終えました。マシンのフィーリングが良く、毎周プッシュすることができ、順位を少しずつ上げていきました。11号車に追い付きましたが、オーバーテイクできるチャンスがなかったため、チームから先にピットへ入るように指示がありました。12周目にピットへ入り、タイヤ交換を終えました。コースに戻ってからプッシュし、翌周にピットインした11号車を逆転する事に成功しました。全車がタイヤ交換を終えた時に9番手までポジションを上げることができ、前を走る7号車との差もどんどん詰まっていきました。ラスト2周で背後に付くことができましたが、抜くことはできませんでした。

広大コメント

第2戦はレース1で不運なトラブルが起こってしまい、十分にマシンセットを煮詰める時間がありませんでした。しかし、その中でも自分の進むべき方向性がわかり、レース2では手応えのある走りができました。マシンは確実に良くなっています。次回のレースも同じ富士で行われるので、パフォーマンスを上げられるようにしっかりと準備していきたいと思います。