Race Report/レースレポート

2009年8月8〜9日
全日本選手権フォーミュラ・ニッポン・第6戦
参加台数13台
ツインリンクもてぎ

フォーミュラ・ニッポン(FN)の第6戦がツインリンクもてぎで行われました。今回はマシンセッティングが変わっていたので、公式練習でセットアップやマシンのフィーリングをつかむことに集中し、予選に向けて準備しました。

Qualifying/予選

予選:4位
天候:曇り

今回も予選はノックアウト方式が採用され、1セッションごとに下位のマシンが脱落していくルールでした。

Q1:6番手
予選の第1セッション(Q1 )は20分間で行われました。セッションの開始と同時にコースインし、マシンのフィーリングを確かめました。1度ピットに戻り、NEWタイヤに交換し、タイムアタックのタイミングを待ちました。Q1のアタックではドライビングの方法も試しながらのドライビングでしたが、8番手タイムを出し、Q1をクリアしました。

Q2:8番手
10分間のインターバルを挟み、残った11台で予選の第2セッション(Q2)が行われました。マシンセットは少しだけ調整しました。結果的にQ2のベストタイムはQ1よりも上がったのですが、順位は変わらず、8番手でした。それでもQ3に進出し、再度セッティングを変更して最後のアタックに入りました。

Q3:4番手
10分間のインターバルを挟み、最後の予選に臨みました。最初にフロントタイヤをスクラブするためにコースインし、そのままピットに戻りタイミングを待ちました。残り4分でコースインし、タイヤを暖めタイムアタックに入りました。しかし1周目にタイムをまとめることができず、もう1周アタックにいきました。そして、ほんのわずかベストタイムを更新することができ、4番手グリッドを獲得することができました。

Final/決勝

決勝:10位
天候:曇り

迎えた日曜日の決勝日の朝のフリー走行でも、昨日に続きセッティングの方向性を探るため、さまざまなセッティングを試しました。ガソリンも積んだ状態で走行しました。スターティンググリットに着く前のサイティングラップでもマシンセットを確認し、スタートに臨みました。

シグナルが変わったときの反応は良かったのですが、その後、エンジン回転を落としすぎてしまいました。そのためマシンに速度を乗せることができず、順位を落としてしまいました。それでも5コーナーの立ち上がりで失速したマシンのアウト側に並び、抜きにかかったのですが、130R出口でラインを塞がれてしまいコースアウト。すぐにコースに復帰しましたが、さらにポジションを7番手まで落としてしまいました。そこから、前を行くマシンとの差を詰めていきたかったのですが、ガソリンを積んだ状態でのマシンコントロールが難しく、なかなかタイムアップをすることができませんでした。周回を重ねながら、ドライビングなど自分でできる限りのことを試したのですが、ピットに入るまでペースを上げられませんでした。ピット作業を終えてコースに復帰すると、順位が最後尾になってしまいました。そこから追い上げようとしたのですが、途中からシフト操作ができなくなりました。そのため48周目にピットに戻り、そのままレースを終えることになりました。

Koudai's Voice/塚越広大コメント

今回はマシンコントロールに苦労し、2日間を通して思うようなドライビングができませんでした。予選ではなんとかタイムを出すことができましたが、決勝でもっとペースが上げられるように勉強し、次回のレースに臨みたいと思います。