Race Report/レースレポート

2011年スーパーGT第8戦

2011年10月15〜16日
GT500クラス参加台数15台
ツインリンクもてぎ

2011年シリーズのスーパーGT選手権シリーズ最終戦が栃木県にあるツインリンクもてぎで行われました。今回はウェイトハンデがない状態でのレースになりました。土曜日朝のフリー走行からレインコンディションになり、雨の中マシンセッティングを進めていき、予選に臨みました。

予選

予選:9位

天候:雨

予選はノックダウン方式が採用され、予選の第1セッション(Q1)と最終セッション(Q3)のアタックを担当することになりました。Q1が始まり、GT300クラスとの混走時間帯に年弘さんが基準タイムをクリアするためコースインしました。タイム計測とマシンのセッティングを行ったあとにドライバー交代しました。そして500クラスの専有時間になる前に、チームとどのタイヤでアタックするかを話し合いました。雨量が減っているということもあり、浅溝で固めのタイヤを選びました。

コースインすると、タイヤの温まりも良く、2周目にタイムアタックに入りました。前を走るマシンと間隔を空けていたのですが、クリアラップを取ることができませんでした。それでも9番手タイムでQ1を通過することはできましたが、もっと上の順位を狙うことができたと感じていました。

短いインターバルを挟み、予選の第2セッション(Q2)が始まりました。Q2は9番手となったため、決勝は9番グリッドからのスタートとなりました。

決勝

決勝:7位

天候:晴れ

日曜日のフリー走行も引き続きレインコンディションでした。予選のあとのミーティングで決めたセッティングを試し、決勝に向けてマシンバランスを確認しました。

しかし、決勝前には晴れ間が広がり、気温も上昇。ドライコンディションでレースが行われました。スタートドライバーの年弘さんは、ポジションをキープしたまま順調に周回を重ねていきました。ドラインコンディションで走行していないので、いつピットに入ってきてもいいように準備していました。タイヤの状況が厳しくなってきたということで、19周目にドライバー交代をしました。

コースインすると、アウトラップからプッシュしました。ピットアウトしてきた1号車を抜くことができ、6番手にポジションをあげました。さらに前を走るマシンとの間隔も詰めていきましたが、10周くらい走行すると、リアのグリップ感がなくなってきました。思うようにペースを上げることができず、1号車に再び抜かれてしまいました。その後もペースが落とさないようにできる限り走ったのですが、ペースは戻らず、そのまま7位でレースを終えました。この結果、シリーズランキング4位となりました。

広大コメント

今回は、ウェット・ドライのどちらのコンディションでも速さを見せることができませんでした。非常に悔しい結果となってしまいました。その反面、最終戦でもしっかり勉強できたことありました。これを来シーズンにつなげていきたいと思います。

2011年シーズンのランキングは4位が確定しました。自分としては勝てなかったことが悔しいです。その一方で、これまでのスーパーGT選手権の3年間でいちばん経験を積めました。これを早く結果につなげたいと強く思います。

最後になりましたが、今シーズンもサポートしていただき、本当にありがとうございました。これからも全力で戦っていきますので、引き続き応援よろしくお願いします。