Race Report/レースレポート

2011年スーパーGT第4戦

2011年7月30〜31日
GT500クラス参加台数15台
スポーツランドSUGO

今回の第4戦はスポーツランドSUGOでレースが行われました。土曜日の朝から雨が降り不安定な天候のなかスケジュールが進んでいきました。

予選

予選:7位

天候:雨

予選はスーパーラップ方式が採用されました。今回、スーパーラップのアタックドライバーは年弘さんだったため、最初300クラスとの混走時に105%タイムをクリアするためコースインしました。走行前から雨が止んでいたので、コース上は所々濡れている場所がありましたが、ドライタイヤで走れる状況でした。最初タイヤが温まるまで慎重に走り、コースコンディションを見ながらクリアラップを取れるように調整しアタックをしました。いつ雨が降り出すかわからない天気だったので、できる限りアタックしました。その結果、この時点で4番手のタイムを出すことができました。

この後、300クラスの専有時間帯にコース上にオイルが出てしまい、長いオイル処理作業が行われました。そのような難しいコンディションにもかかわらず、年弘さんが7番手のタイムをマークし、スーパーラップ進出を決めました。
その後に行われたスーパーラップは雨が降り、年弘さんがアタックしたタイミングがいちばん雨量が多い時でした。そんな中、懸命なアタックで7番手のポジションを獲得しました。

決勝

決勝:6位

天候:曇り

日曜日のフリー走行が始まった時にはまだ路面は濡れていましたが、決勝に向けてマシンのフィーリングを確かめながら走行しました。そして午後になり68周のレースを迎えました。

心配されていた雨は降ることなくレースが始まり、固めのタイヤでスタートした17号車は順調にラップを重ねていきました。タイヤの摩耗状況などを確認しながら走行した年弘さんは31周目ピットイン。ドライバー交代をしてコースに戻りました。ピットロード出口を含め、気温が低かったのと新品タイヤだったので、慎重かつ可能な限りプッシュしました。しかし温まった感触がなかなかつかめず、33周目に35号車と12号車に抜かれてしまいました。

タイヤが温まってからはペースが良く、35周目のハイポイントで35号車を抜くことに成功。さらに43周目に12号車がスピンしたため8番手に。61周目にはそれまで追いかけていた19号車がペナルティを受けたため7番手までポジションを上げました。

残り3周目には5位争いに追い付くことができ、ひとつでもポジションを上げようとプッシュしましたが、そのまま7位でチェッカーとなりました。しかしレース終了後、100号車にペナルティが課されることになったため、最終的な順位は6位で今回のレースを終えることになりました。

広大コメント

今回のSUGOはドライ、ウェットのどちらの天候でも苦戦してしまいました。自分でいろいろな走り方をトライしながら走りましたが、思うようにペースを上げることができませんでした。そして、レースでは新品タイヤでスタートしたのですが、アウトラップでもっと早くタイヤを温めることができれば、順位を落とすことはなかったと思います。次の鈴鹿はシーズン最長の500キロで行われるため、決勝のペースが特に重要になってきます。ウエイトも重い中でもっと速く走れるよう準備します。