Race Report/レースレポート

Photo : © GTA

2021 SUPER GT

Round.04TWINRING MOTEGI

2021年スーパーGT第4戦

開催日:2021年7月17、18日 / 参加台数:15台(GT500クラス) / 会場:ツインリンクもてぎ(栃木県)

スーパーGT第4戦『MOTEGI GT 300km RACE』が栃木県ツインリンクもてぎで行われました。5月に開催予定だった鈴鹿大会が8月に延期されたため、2ヶ月以上のインターバル後の大会となりました。ランキング2位で臨む今大会はサクセスウェイトが大きく、燃料リストリクターも1段階絞られた状態でのレースでした。 フリー走行では、オーバーステアのマシンバランス改善のため、昨年のセットと比較しながら作業を進めました。限られた時間の中、多くセットを試すことができ、チームの迅速な作業に助けられました。

Qualifying/予選

予選:14位(Q1:14位、Q2:─)

天候:晴れ、コース:ドライ

Q1を担当しました。フリー走行の結果から感触の良かったセットの方向性を取り入れました。2周のウォームアップ後アタックに入り、マシンの感触はフリー走行よりも良くなっていました。しかし14番手となり、Q2に進めることができませんでした。

Final/決勝

決勝:14位

天候:晴れ、コース:ドライ

予選のセッティングから決勝用に微調整と、予選で感触の良かったセッティングをさらに進める方向を取り入れました。レース前のフリー走行は決勝セットをバゲット選手で確認しました。

スタートはバゲット選手が担当しました。スタート直後に13番手に順位を上げ、レース序盤が進みました。前を走る39号車よりもペースが良いのですが、サクセスウェイトの影響があり、ストレートスピードの差が大きく、抜くことが難しい状況でした。 この状況を変えるため25周目に早めのピット作業を行い、コースに戻りました。アウトラップのペースが順位を大きく左右するため、プッシュしました。その結果、全体のピット作業が終わった時点で10番手にポジションを上げ、ポイント圏内に入ることに成功しました。 45周目に1台がストップしたため9番手に浮上しました。しかし2度目のフルコースイエロー(FCY)後の48周目にシフトトラブルが発生。なんとかピットに戻ることはできましたがリタイアしました。規定周回数を満たしていたため完走扱いで14位でした。

Koudai's Voice/塚越広大コメント

今回はサクセスウェイトの影響も大きく厳しい週末となりました。その中で多くのセッティングをトライし、予選では14番手でしたが、決勝のペースをみると収穫があったと思います。サクセスウェイトを背負う中でも予選順位の向上が一番の課題です。次戦の鈴鹿(8月21日~22日)で巻き返すため、チームとともにしっかりと準備していきます。