Race Report/レースレポート

JAFグランプリ富士スプリントカップ2013

2013年11月23〜24日
参加台数19台
富士スピードウェイ(静岡県)

スーパーフォーミュラとスーパーGT、国内最高峰のレースが2日間で同日開催される『JAF Grand Prix FUJI SPRINT CUP 2013』が富士スピードウェイで行われました。今回のレースは、それぞれレース距離が100kmのスプリントレースでした。

予選

予選:13位

天候:晴れ

朝のフリー走行で、マシンのセットを確認しました。しかし、ブレーキング時のシフトロックが多く、思うようにドライブすることができませんでした。チームと相談し、短い時間の中でセッティングを変更し、予選に臨みました。

ニュータイヤでコースに入りましたが、1回目のアタックはセッティングの変更でブレーキングの安定感が良くなり、フリー走行よりタイムを出すことができました。しかし、まだライバルたちにはタイムで負けていました。2回目のアタックに向けてセッティングを変更してコースインしましたが、混雑している場所に入ってしまったため、クリアラップを取るためにスペースを明けてからアタックしました。タイムは大幅に向上しましたが、僅差の戦いの中ではポジションを上げることができず、13番手タイムとなりました。

決勝

決勝:10位

天候:雨

迎えた日曜は、昨日の予選から得たデータを基に決勝セッティングを考えました。今シーズンの最後のレースということで少しでも先につながるレースができるよう臨みました。

スタートに成功し8番手で1周目を終えることができましたが、フロントタイヤの温まりが悪く、1コーナーのブレーキングで思い切り進入することができず、1台に抜かれてしまいました。さらにAコーナーでも1台に抜かれてしまい、10番手にポジションを下げてしまいました。 そこから、前を行くマシンに追いつこうとプッシュしましたが、なかなかペースが上げることができませんでした。ライン取りや走り方も工夫しましたが、少しずつ前の集団に離されていきました。少しでも何かつかんでレースを終えたかったので、最後の2周は通常右足で踏んでいるブレーキを左足ブレーキに変更するなど、いろいろなトライを重ねました。結果10位でしたが、走り方を含め、たくさんの収穫を得ることができました。

広大コメント

スーパーフォーミュラに関しては、今シーズン思うような結果を残せないまま終ってしまいました。結果を残すことができず、本当に悔しいです。さまざまなトライで自分自身は成長することができたと思いますが、それをきちんと結果につなげることがドライバーの重要な役割です。もっともっと成長できるように、今シーズンの反省を踏まえ、2014年につなげたいと思います。