Race Report/レースレポート

2013年スーパーフォーミュラ第2戦

2013年6月1〜2日
参加台数19台
オートポリス(大分県)

スーパーフォーミュラの第2戦が大分県のオートポリスで行われました。今大会まで1カ月半のインターバルがあり、開幕戦のデータをチームと解析し、マシンセッティングを変更し臨みました。

土曜日のフリー走行から雨が降り、レインタイヤでの走行になりました。走り始めからコースインし、できる限り周回をしてセッティングのデータを取りました。そして午後に行われた予選は、朝よりも強い雨が降る中で始まりましたが、自分はコースインしてすぐにクラッシュしてしまいました。さらに他車のコースアウトも多く、最後は協議役員の判断によりキャンセルされ、予選はあらためて日曜日の朝に行われることになりました。

予選

予選:7位

天候:雨

日曜日の朝も路面は濡れている状態でした。路面状況がどう変わるか予測ができなかったので、セッション開始直後からコースに入りました。前日から使い続けた浅溝タイヤでアタックし、1度ピットに戻り、ニュータイヤに履き替えて再びコースに入りました。しかし、すぐに赤旗が出たためピットに戻りました。チームと話し、ニュータイヤよりも浅溝タイヤの方がグリップしたため、残りの時間を浅溝のタイヤで走り切ることにしました。走行再開後、何度かアタックを繰り返し、7番手タイムを記録しました。

決勝

決勝:6位

天候:雨のち曇り

迎えた決勝は、路面が完全に乾くまで回復していなかったので、スリックタイヤで走行するのは厳しいと判断し、ウエットタイヤでスタートすることを決めました。そして54周のレースが始まりました。

スタートではポジションを上げることができませんでしたが、5周目の1コーナーで6番手にポジションを上げました。この頃までには路面の状況が回復しており、スリックタイヤで走れると判断し、7周目にピットイン。タイヤをスリックに交換し、給油をしてコースに戻りました。少しでも早くタイムを上げられるようにプッシュしましたが、まだ路面は完全に乾いていない状態で、途中7番手のマシンに追い付かれてしまいました。

しかし中盤以降、路面が乾いてきてからタイムを上げることができ、逆に5番手のマシンとのタイム差を詰めていくことができました。その頃、コースは霧が出てしまい、視界確保が難しい状況になっていました。そのため、トップが51周目に入ったところで赤旗によりレースが中断されることになりました。 レースはそのまま終了となりましたが、規定周回数を消化していたためレースが成立。6位という結果でオートポリスでの第2戦を終えました。

広大コメント

今回は土曜日の予選でクラッシュしてしまいました。雨の量が多かったにしても、クラッシュしてしまったことを反省し、今後は気をつけたいと思います。しかし予選は悪天候のためにキャンセルになり、日曜日に予選を走ることができ、本当に幸運でした。予選、決勝ともトップのマシンとはまだタイム差がありますが、前回の鈴鹿よりも差を詰めることができました。鈴鹿からのセット変更がうまくいっていると手応えを感じています。次回の富士に向けても、今回のデータをしっかり解析し、さらに上の順位を獲得できるように頑張ります。引き続き、応援をよろしくお願いします。