Race Report/レースレポート

2013年スーパーフォーミュラ第4戦

2013年8月3〜4日
参加台数19台
ツインリンクもてぎ(栃木県)

スーパーフォーミュラの第4戦が栃木県のツインリンクもてぎで行われました。7月の富士ラウンドでマシンの方向性が良くなってきたので、その方向性でセッティングをしてきました。しかし、最初のフリー走行では予定していたマシン姿勢で走ることができず、修正に時間を使ってしまいました。

予選

予選:11位

天候:晴れ

今回の予選はQ1で残った8台で行われるスペシャルステージ方式でした。まずは、Q1を突破するためにフリー走行での問題点を直すところからスタートしました。Q1は30分間で行われ、最初はユーズドタイヤでマシンの確認を行いました。ここでニュータイヤを踏まえセッティングを変更し1度アタックへ行きました。いったんピットで戻って再度調整を行い、ニュータイヤで最後のアタックへ入りました。 気温が高いこともあり1周目にアタックをしました。しかし、思ったよりもフロントタイヤの温まりが悪く、2周続けてアタックしました。朝のフリー走行からは大きくタイムアップすることができましたが、結果は11番手。残念ながらスペシャルステージへ進むことができませんでした。

決勝

決勝:9位

天候:雨のち晴れ

予選後にミーティングを行い、マシンの挙動をもっと自分にあったマシンにできるように話し合いをしました。そこで出たアイデアを日曜朝のフリー走行で確かめました。この変更でマシンのバランスがよくなりました。その後、ガソリンを積み決勝に向けてセットしました。

そして、迎えた決勝は52周で行われました。決勝前には雨が降り路面を濡らしましたが、全車ドライ用のタイヤでスタートしました。 スタートでは、前のマシンがエンジンストールしたため、避けながらの飛び出しとなってしまい、ポジションを大きく上げることはできませんでした。また路面の状況がわからない中、1周目に90度コーナーでオーバーランしてしまい、ポジションを下げてしまいました。

しかし路面が濡れている間のペースが良く、前を走る集団に追いつくことができました。そこで、ピットのタイミングを予定より早めにして17周目にピットイン。タイヤ交換と給油を行いコースに戻りました。冷えたタイヤでしたが、何とか後ろから迫ってきた31号車をおさえ、9番手にポジションを上げることができました。 そこからレース後半は、16号車を追いかける展開になりましたが、最後まで抜くことができず、9番手のままゴールしました。

広大コメント

今回は土曜日のフリー走行できちんとマシンを仕上げることができなかったことが予選で苦戦してしまった原因だと思います。ここで、マシンの挙動は伝えていましたが、根本の問題点を見つけるまで時間がかかってしまいました。この点はチームともっと話し合い、お互いに早く解決できるようにしなければいけません。それから今回のレースでは、やはり予選で有利なポジションからスタートすることが大切だと改めて思いました。ですので、予選で勝負できるようにして、次回のレースに臨みます。