第6戦「SUGO GT 300km RACE」が宮城県のスポーツランドSUGOで開催されました。前回の鈴鹿戦で2位表彰台に上がったことにより、サクセスウェイト50kgでレースに臨むことになりました。
鈴鹿のマシンセッティングをベースに合わせ込みを行いました。不安定な天候の中、土曜日の公式練習がスタートし、セッションの途中には路面が濡れるような雨もあり、難しいセッションになりました。それでも順調にプログラムを進めることができました。
午後の予選ではQ1を担当しました。コースはドライで走ることができましたが、路面温度があまり高くならなかったため、ウォームアップの周回を増やし、入念にタイヤへの熱入れを行った後にタイムアタックしました。1周目のアタックで3番手タイムを記録し、Q2へ進むことできました。Q2は野村選手がアタックし、2番手タイムを記録。決勝のグリッドが確定しました。
迎えた日曜の決勝日は朝に雨が降っていた影響が残り、ウォームアップ走行はレインコンディションから始まりました。しかしすぐに路面が乾き始めたため、ドライタイヤでコースに入り、路面コンディションを確認しましたが、この時点ではまだ完全にドライで走れる状況ではありませんでした。
スタート進行が進むにつれてコンディションが回復したため、ドライタイヤでスタートすることになりました。レースはセーフティカー先導で始まることとなりました。
スタートドライバーは野村選手が担当し、5周目に本格的にレースが始まりました。レコードライン以外ではウェットパッチが残る難しい状況の中、チャンスをうかがいつつ、2番手をキープしたままレースが進んでいきましたが、17周目に19号車に先行されてしまいました。
レース3分の1が近づき、ピットのタイミングを計っていた矢先の27周目の最終コーナーでアクシデントが発生し、セーフティカー導入となりました。これによりトップとの差がリセットされ、33周目のリスタートのタイミングでピットインし、ドライバー交代と作業を終え、後半スティントが始まりました。
このアンダーカットが成功し、全車がピットを終えた時点でトップに立つことができました。野村選手からのインフォメーションもあり、タイヤのマネージメントに集中し、後方との差をコントロールしながら周回を重ねていきました。
マシンバランスも良かったためタイヤマネージメントもしっかりと行うことができ、84周を走り切りトップでチェッカーを受けました。今回の優勝は4年ぶりとなりました。
今シーズン、マシンがHonda CIVIC TYPE R-GTからHonda HRC PRELUDE-GTに変更となり、ポテンシャルを感じながらも、合わせこみで苦戦した部分もありました。それでも、これまで17号車として積み上げてきた実績を活かし、コンディション変化にも対応することができました。その結果が、今回の優勝につながったと思います。
シリーズランキングも2位に浮上し、残り3レースは熾烈なチャンピオン争いになりますが、今回のSUGOのような強い状態を作れるようにしっかりと準備していきます。
これまでのレースで積み上げてきたことがしっかりと結果にも反映され、マシンのポテンシャルも上がっていました。決勝は悔しい結果となりましたが、そこに至るまでの反省点を改善し、次回のレースに反映させていきたいと思います。