開幕戦岡山での結果を受け、第2戦の富士『FUJI GT 3Hours RACE GW SPECIAL』に向けて対策をして臨みました。走り始めの感触はよく、対策したセッティングの方向性もポジティブでした。公式練習のGT500専有走行では野村勇斗選手がトップタイムをマークし、期待の持てるセッションとなりました。
今回の富士ではQ2を担当しました。フリー走行から気温、路面温度が大幅に下がり、路面温度に関しては20度近く変わるなか予選が始まりました。Q1を野村選手が担当し、10番手でQ2に進むことができました。
Q1ではウォームアップが足りなかったというコメントがあり、Q2はタイヤの熱入れを重点に置きました。ウォームアップのラップを増やしましたが、それでも熱入れが十分とは言えずにタイムが伸び悩み、9番手のタイムにとどまりました。
決勝は今シーズン初の3時間レースで、給油を伴うピット作業2回が義務付けられていました。今回はスタートとセカンドスティントは野村選手が担当しました。
スタート後、ポジション変動はあったものの順調に周回を重ね、1回目のピットストップは40周目、2回目は73周目にそれぞれ行いピット作業の義務をクリアしました。野村選手からはタイヤのピックアップのコメントがあったため、その対策のために状況に合うタイヤを選択し、最後のスティントに臨みました。
コースインした後、12号車と100号車の背後を走行し、追い上げようとプッシュしましたが、やはりピックアップの症状に悩まされペースを上げることが難しい状況でした。クリアラップで数周走ると少し改善するのですが、完全にピックアップがなくなることはありませんでした。最終的に9位でレースを終えることになりました。
開幕戦岡山戦の結果をもとに対策をした結果、今回の富士では限られたコンディションのもとではパフォーマンスを上げることができたと思います。しかし週末を通して、まだ完全にコンディションに対応することができず、苦戦することになりました。
開幕からの2戦はともに入賞はしていますが、期待通りの結果にはつながっているとは言えません。しかし新しいマシンとタイヤのパフォーマンスを引き出すために、チームとともにしっかりとデータや経験を積み上げられている部分があります。そこに関してはポジティブに捉えています。
当初の予定では第3戦がマレーシアのセパンで6月20日~21日に行われる予定でしたが、レース中止がアナウンスされたため、次のレースの舞台も富士スピードウェイになります。長いインターバルがありますが、シミュレーター作業は予定されていますので、2戦分のデータから改善策を見つけるために尽力します。