Race Report/レースレポート

2007年 全日本F3選手権シリーズ第14戦、第15戦
2007年8月25〜26日
富士スピードウェイ
参加台数12台

今回がシーズン2回目となる富士のレースでした。今回は、金曜日の走行からマシンのフィーリングが良く手応えを感じていました。予選では、3番手、2番手グリットを獲得。14戦はスタートで2番手に上がりそのままゴール。15戦は、スタートでトップに立つも最終的には2番手でゴールしました。

Qualifying/予選

第14戦 予選:1分38秒009/3位
天候:晴れ

金曜日の走行よりも気温、路面温度が上昇しマシンのセッティングの方向性をコンディションに合わせて臨みました。2周かけてタイヤを温め3周目からアタックしました。ブレーキングでどれだけタイムを縮める事が出来るかが重要なコースなの集中しました。3周アタックした時点で前を走る車がスローダウンしていたので、クールラップを入れてもう1度アタックしましたが、タイムを更新する事が出来ず3番手のタイムで1回目を終えました。

第15戦 予選:1分37秒659/2位
天候:晴れ

1回目の走行が終わってから15分間の間にセッティングを変更して2回目の予選に臨みました。
1回目と同じように2周タイヤを温めてアタックしたのですが、1コーナーでスローダウンしているマシンがありその周はアタックできず、4周目にアタックしました。セッティングの変更でマシンのフィーリングが良く1回目よりも攻める事ができました。クールラップをいれてもう1度アタックしましたがタイムを更新する事が出来ず予選を終えました。結果的にはトップと同タイムだったのですが、相手のほうが先にタイムを出していたため2番手となってしました。

Final/決勝

第14戦 決勝:2位
天候:晴れ

土曜日の午後に行われた第14戦は15周で行われました。試走中にマシンのセッティングを変えて決勝に臨みました。スタートをうまく決まる事が出来2番手に上がり1コーナーへ侵入していきました。ストレートでスリップストリームを使えるよう接近して走りたかったのですが、トップのペースが速く徐々に離されてしまいました。さらに、3番手の選手も周回を重ねるごとに接近してきていたためミスの許されない展開になりました。しかし、後半になるとペースが上がり2番手のままゴールする事が出来ました。

第15戦 決勝:2位
天候:晴れ

日曜日に行われた第15戦は21周で行われました。前日に行われた第14戦では2位を守りきったものの、トップとの差が大きかったためその差を埋めるべくマシンセッティングを変えて臨みました。シグナルが消えると同時に今までにない絶妙なタイミングでスタートする事が出来、トップで1コーナーをクリアしました。少しでも多く差を作りたかったのでプッシュして走ったのですが、その周のダンロップコーナーで少しはらんでしまいました。大きなタイムロスにはなりませんでしたが、2周目のストレートで2番手に後退してしまいました。その後も、トップを追いかけていきましたが、差を詰める事が出来ませんでした。しかし、後半にはマシンのバランスが良くなり少しだけですが差を詰める事が出来ました。最終的にポジションは変わらず2位でチェッカーを受けました。

Koudai's Voice/塚越広大コメント

今回の富士ラウンドは本当にすばらしい結果を出す事が出来ました。2位で満足しているわけではないですが、開幕戦の結果からすると大幅にマシンのレベルが上がりました。これは、チームの努力のおかげだと思います。自分自身も苦手だったスタートでトップに上がる事が出来たことは今後のレースにも自信を持つ事が出来ました。
次戦は仙台ハイランドで経験のないコースですが、3戦をベストを尽くしいい結果を残したいと思います。