Race Report/レースレポート

2007年 全日本F3選手権シリーズ第11戦、第12戦、第13戦
2007年8月4〜5日
オートポリス
参加台数12台

今回で走行2回目となるオートポリスのレースは、初となる1イベント3レースが行われました。しかし、台風の影響で木曜日、金曜日と走行がほぼできませんでした。よって、土曜日の予選にテスト走行なしで臨みました。

Qualifying/予選

第11戦 予選:1分44秒817/5位
天候:曇り

15分間の予選が3回行われテスト走行も少なかったため、この後のセッティングを決める重要な走行でした。第11戦の予選は2分ほど経過してからコースインして、2周かけてタイヤを温めました。オートポリスは気温が高かったためタイヤのグリップするのが2周ほどしかなかったため、集中してアタックしました。クールラップを入れてもう1度アタックしましたが、タイムを更新できずピットに戻りました。

第12戦 予選:1分44秒052/6位
天候:曇り

1回目の予選からリアの動きを変えるために少しセッティングを変えて臨みました。路面のコンディションは1回目よりも乾いていました。今回は誰にも追い付かないように、全車との距離を置いてアタックしました。途中赤旗中断でピットに戻りましたが、そのままのセットでとにかく周回を重ねたかったので、予選再開の時に1番にコースインしました。そして最後の周にベストタイムを出すことに成功し、今季2回目のポールポジションを獲得しました。

第13戦 予選:1分43秒991/4位
天候:曇り

第13戦の予選は、マシンのバランスを変えて臨みました。3回の予選の中で1番うまくまとめることができ、4番手のグリッドを獲得することが出来ました。

Final/決勝

第11戦 決勝:5位
天候:曇り

土曜日の午後に行われた第11戦は5番手からのスタートでした。グリッドへ着く前の走行でセッティングを試しました。試したセットの中間を選択してレースに臨みました。スタートは、出だしがよく3、4番手グリッドのマシンが遅れたためポジションアップを狙える状況でした。しかし2台に進路を阻まれて、抜くことができずに、逆に6番手に落ちてしまいました。しかし2コーナーで5番手に上がり1周目を終えました。前を行くマシンと1秒以内の差で周回を重ねていきましたが、コーナーが多いセクションでフロントのダウンホースが抜けるため、それ以上、差を詰められませんでした。さまざまなラインを試しましたが、最後まで抜くことができずに5番手でゴールしました。

第12戦 決勝:5位
天候:曇り

日曜日の午前の決勝は20周で行われました。スタート前に雨が降り、難しいコンディションの中でスタートしました。ポジションを1つ下げてしまいましたが、100Rからうまくタイミングを合わせてヘアピンのブレーキングでインに入り、5番手に復帰しました。雨が降っている間に差を詰めようとしましたが、数周で止んでしまい、コンディションはドライでレースが進んで行きました。このレースも前を行くマシンと1秒以内で走行していましたが、攻略することができずに5位でチェッカーを受けました。

第13戦 決勝:リタイア
天候:晴れ

日曜日の午後の決勝も20周で行われました。予選と2回のレースを踏まえてマシンのセッティングを話し合い、オートポリスでの最後レースに臨みました。シグナルが消えてスタートした瞬間に3番手よりも出だしが良かったのですが、2速へのシフトアップでミスをしてしまい失速。逆に順位を1つ下げてしまいました。マシンのフィーリングが1番良かったのですが、2台の後ろを走るのは予想以上にマシンコントロールが難しく、前のマシンとの差も1秒前後で周回を重ねていきました。しかし、16周目の後半セクション40Rで縁石に乗ったときにリアが大きくスライドし、オーバーラン。コントロールしようとしたのですが、マシンの挙動を抑えたときにコースアウトしてしまい、そのままタイヤバリヤーに接触。残念ながらレースを終えてしまいました。

Koudai's Voice/塚越広大コメント

今回のオートポリスの3戦はうまく流れをつかむことができませんでした。次回の富士スピードウェイでは以前の流れを取り戻して優勝を狙いたいと思います。そのためには、気持ちをリセットしレースに向けて取り組んでいきたいと思います。