Race Report/レースレポート

2006年全日本F3選手権シリーズ第3戦、第4戦
2006年4月15日〜4月16日
鈴鹿サーキット
参加台数14台

前回の開幕戦から日にちをおかずに行なわれた第2イベント。自分が走りなれた鈴鹿サーキットとうことで自信もありました。金曜日の公式練習ではトップタイムで迎えたのですが、土曜日の予選は雨が降り、うまく走ることができず第3戦は5位と第4戦は10位というポジション。そして迎えた2回の決勝も流れをつかむことができず、12位と9位という結果で終えてしまいました。

Qualifying/予選

予選1:2:11.058/5位
天候:雨

土曜日の朝から雨が降り始め、路面は完全なウェットコンディションになりました。しかし、F3が始まるまでに雨は止み、少しずつコンディションが回復する中での予選になりました。

予選開始から走り始め、時間いっぱいアタックしました。しかし、なかなかタイムアップすることができませんでしたが、1度タイヤをクールダウンさせてからアタックして5番手のポジションを獲得することができました。

予選2:2:10.065/10位
天候:雨

15分間のインターバルを挟んで、2回目の予選が始まりました。この15分の間にセッティングを変えて臨みましたが、セッションではうまくマシンをコントロールすることができませんでした。それでも最後までアタックしていきましたが、やはりいいタイムを出すことができず、10位という結果に終わりました。

Final/決勝

第3戦 決勝:12位
天候:晴れ

15日の午後の決勝は、コンディションがドライに変わり、決勝前に10分間のフリー走行が設けられました。このフリー走行ではマシンのフィーリングがよくトップタイムで終わり、いい手ごたえを感じて決勝に臨みました。

スタートでポジションをキープしたまま1コーナーへ入っていきましたが、2コーナーで膨らんでしまい、後続のマシンにインに入られてしまいました。そして、2コーナーの立ち上がりで他車のリアタイヤにフロントウィングが接触してしまい、フロントウィングが脱落してしまいました。その周にピットに入って、メカニックの迅速な作業のおかげで、周回遅れになることなくピットアウトすることができました。しかし、すでにトップとはかなりの差がついてしまい単独走行になってしまいました。その後、ラップペースはトップ集団とは変わらないタイムで周回を重ねることができましたが、そのまま順位が変わることはなく12位でゴールしました。

第4戦 決勝・・・9位
天候:晴れ

16日の午前に行われた決勝は、前日と同じようにウェットからドライに変わっていく路面でした。レースが始まるときには完全なドライに変わりました。スタートして1周目にはポジションを3つ上げることができました。ペースも悪くなく全車を追いかけていきました。しかし、3周目のダンロップコーナー立ち上がりで全車の背後についた瞬間ダウンフォースが抜けてしまい、アウトギリギリを走っていたためバランスを整える前にコースアウト、スピンをしてしまいました。なんとか復帰しましたが、やはりトップとは大きな差がついてしまいました。それでも、ファーステストラップを出しながら走っていきましたが、最後尾まで落とした順位を9位まで上げたところでチェッカーとなってしまいました。

Koudai's Voice/塚越広大コメント

今回のイベントでは歯車がかみ合わずいい結果を出すことができませんでした。予選で悪かった分を取り戻そうと気負ってしまい大きなミスをしてしまいました。次のもてぎのレースまでに合同テストもあるため、1度落ち着き、自分を見直して臨みたいと思います。