Koudai on Koudai2025-2026

2026年シーズンは塚越広大の所属するリアルレーシングは20周年を迎え、マシンはHRC PRELUDE-GTに変わり、チームメイトには今季GT500クラスにステップアップした野村勇斗選手になるなど、見どころいっぱいです。

塚越広大がファンの皆さんからの質問に答える年に1回のスペシャル企画「Koudai on Koudai 2025-2026」。ファンの方も新パートナー野村選手に関する質問を多数寄せてくれましたが、後半ではスーパーGTのニューマシン、プレリュードの質問からスタートします。果たして広大はどんなの答えをするのか? お楽しみに!
取材・文=川原田剛/写真=GTA、Real Racing

後編

静岡県の潜水型エビフライさんを始め、たくさんの方からの質問です。「プレリュードGT500は期待できそうですか? どんな印象ですか?」
シビックはある状況下ではなかなか安定しない難しさがありましたが、オフのテストではすごく安定していますので、クルマの合わせこみやすさではプレリュードのほうがいいのかなと感じています。シビックは決して悪くなかったですし、まだまだ競争力を上げるだけの余地はあったと思いますが。でもプレリュードに変更したのは良かったと思いますし、まずはチームとともにプレリュードの初勝利を目指したいです。
福島県おなおやさんからの質問です。「ミスしてしまった後、トラウマでプッシュできない時はありますか?」
トラウマはないですが、失敗はいっぱいしてきています。そこで小さくまとまっても仕方ありません。ミスをどうやって挽回するのかというのが大事なので、トラウマを抱えてしまったら、攻められなくなります。なので、ご質問のような経験をしたことはないですね。
岩手県のオオツボマサキさんからの質問です。「スーパーフォーミュラで監督に就任しましたが、難しいと感じる時とやり甲斐を感じる時を教えてください?」
難しいのは各メンバーにいろんな問題が起こった時に、どれから対応していこうと判断して、実際に解決していくことですね。あと大体は、人と人の問題じゃないですか。そこが一番大変ですね。クルマの問題だったら、速くするためにエンジニアなりメカニックと対処していけばいいのですが、人と人との問題はいろんな背景や状況があるので簡単ではありません。

やりがいは結果が出て、みんなが喜んでいる姿を見た時です。昨シーズン、第11戦の鈴鹿で1ポイントを取ったじゃないですか。あの時、みんないい笑顔をしていましたが、もっと喜ぶレースをさせてあげたいと思いますし、新しいモチベーションが湧き出てきます。
愛知県のましろさんからの質問です。「スーパーフォーミュラで監督という立場からレースの挑むことになり、新たに感じたことは何かありますか?」
レーシングチームはやっぱりプロ集団なので、ワガママな人が多い。その中で統率をとっていかなければならないので、簡単ではありません。あと監督をしたことで、よりドライバーの大事さもわかりました。チーム力が高ければ成績もいいのは事実ですが、ドライバーによっても大きく変わる部分もあります。だからスーパーGTは自分がドライバーですので、きちんとした走りや振る舞いをすることでチームの雰囲気も変わっていきます。マシンに乗っている時も降りた後も、きちんとしていかなければならないと改めて感じました。
愛知県のましろさんからもう1問です。「スーパーGTでは小出峻選手とコンビを組まれていましたが、小出選手はどんな印象でしょうか?」
小出選手はコミュニケーション能力が高く、みんなに好かれ、可愛がられる選手ですね。ただ、すぐに環境に対応するのがちょっと苦手なのかなと感じます。SFライツは2年目にチャンピオンになりましたが、本人もこれまで「1年目の経験をもとに2年目に結果を出してきた」と話しています。2026年はスーパーフォーミュラ参戦2年目ですので、これまで学んできたことを結果に反映させてくれると期待しています!
静岡県のいのさんからの質問です。「旅行で行きたい場所はありますか? 今まで行った中でよかった場所や、行ったことはないけど行ってみたい場所など、国内、海外どちらでもOKですので、教えてください」
行きたい場所は国内外に無数にあります。レースのために国内もいろいろと行っているのですが、観光はほとんどできていません。年末にキャンピングカーでいろいろ回ったのですが、その時に岡山に行きました。そこで家族のみんなとレースでいつも食事をしているレストランに行ったのですが、レストランを離れると、ああこんな感じなんだと。いつもサーキット、ホテル、レストランを回っている感じなので、初めて知ったんですよね。地元の栃木でも行ったことがない場所がたくさんあります。

海外もクルマでいろんなところを回ってみたいですが、僕的にはアニメの聖地巡礼もしたい。例えば『進撃の巨人』だとドイツの南部バイエルンのネルトリンゲンとか、『ワンピース』はフランスのノルマンディー地方にあるモン・サン・ミッシェルやイタリアのベネチアとかですね。インドの都市ジョードプルにも行ってみたいですね。
静岡県のいのさんからもう1問です「ここ一番の時に最大限にパフォーマンスを発揮するために行っていることや、日頃から心がけていることがあったら教えてください」
悪いことが起こってからではできることは限られています。やっぱり事前の準備が大事です。体力づくりもレースに向けての体調も、より自分がパフォーマンスを発揮できるような状況にいかにもっていけるかが重要だと思います。

そういう細かい準備が重なって、すごくいいパフォーマンスが発揮できると考えています。何もしていないのにたまたまというケースもありますが、再現性がないんですよね。それだと実力とは言えません。それがきっかけで変わることがあるとは思いますが、僕らはシーズンで戦っているので再現性がないといけません。日頃からレースのことを常に考え、目的を達成するために過ごすことが大事だと思います。
熊本県のKEIHINタックさんからの質問です。「近年スーパーGTのルールが結構変わってきており、スプリントレースや予選合算方式などが導入されました。塚越選手の中で、『このルールを変えたら良いかも』と思っている部分はありますか?」
ルールを変えるというよりも、鈴鹿1000kmは復活させたらいいのになあと思いますね。正直スーパーGTというカテゴリーがどんな歴史があり、どういうレースなのかというのをもう少し重んじたらいいのになあと感じることがあります。やっぱりF1のモナコGPじゃないですが、鈴鹿1000kmは歴史があり、GTの看板イベントだと思います。

あとレースが、イベントによって3時間とか300kmと変わるのは、ファンの方に不親切ですし、わかりにくい。それができない理由があるのかもしれませんが、距離でやるなら300km、500km、1000kmとか、距離で切ればいいのかなと思います。
熊本県のKEIHINタックさんからもう1問です。「塚越選手のおすすめのアレンジレシピはありますか?」
僕の記憶ではマレーシアのセパンで食べた料理なんですが、ひき肉にニンニクを入れたのを炒めて、そこに人参かレンコン、タマゴを入れて炒めて、それをレタスにのせて食べる。それは子どもたちに食べさせたら、すごくおいしいと言ってくれました。簡単で美味しいですね。

ほうれん草も好きですし、タマゴとベーコンを入れて炒めるというのはやりますし、調味料にもこだわっています。普通に塩こしょうとか『ほりにし』(和歌山県のアウトドアショップが開発した、20種類以上のスパイスをブレンドした超人気万能調味)も使ったりしています。
静岡県のカツリョウさんからの質問です。「今年はリアルレーシング20周年の節目のシーズンになりますが、塚越選手にとって特別な記念日を教えてください!」
まずは結婚記念日ですね。これは忘れてはいけないですね、あとは子どもの誕生日、(金石)勝智さんの誕生日は僕と1日違いなので、忘れません。でも両親の誕生日は忘れてしまうんですけど(笑)。初優勝とかは全然覚えてないですね。
静岡県のカツリョウさんからもう1問です。「塚越選手の今後の“夢”について教えてください!」
具体的にはあまりないのですが、やっぱりクルマが好きなので、レースに限らず、ずっとクルマに携わる仕事をしていきたいと思っています。その一方でクルマに興味がなかったらもうちょっとお金が貯まっていたのかなと感じることもあります(笑)。でもクルマがきっかけで知り合った方が本当に多いので、趣味でもクルマに携わることができて本当に良かったなあと心から思っています。
岡山県のりーくん! からの質問です。「相方がクラッシュしてしまった時はどんな思いで話しかけていますか?」
そっとしておくのが一番だと思います。クラッシュの原因となる相手がいた場合は、「君がこうだった、相手がこうだった」と分析することができますが、単独の場合はどうしようもない。結局、ドライバーは次にまた走らないとリセットできません。そこでどんなに言葉をかけられても、気持ちの切り替えができないと思います。「次に取り返そう」というのが一番なので、そういう感じで接しますね。
栃木県のたかしさんからの質問です。「大学生になってからカートを始めたのですが、いつもどうしてもあと1秒の差を削ることができません。この1秒の差を縮めるために塚越選手からのアドバイスが欲しいです!」
コンマ1秒じゃなく1秒ということはまだやるべきことがたくさんあると思います。まずは速い人の走りを研究することをオススメします。お金をかけずにできることはライン取りやブレーキ、アクセルワーク、ステアリングの切り方、あとは目線も大事だと思います。今は自分の走りを動画で撮れますから、外から中からを速い人との走りを比べて、何が違うのかを発見するのが大事かなと思います。
栃木県のたかしさんからもう1問です。「塚越選手が他の選手に絶対に負けないと思っているものを教えてください!!」
リアルレーシングに対する愛情は誰にも負けていないですよ(笑)。あと、どんな状況に置かれても、それをチャンスだと思える気持ちや、最後まであきらめずにしっかりと走るところは負けないと思います。しかも難しい状況に置かれても、それを楽しむことができてもいると思います。
静岡県のサボさんからの質問です。「スーパーGTでは近年、チームメイトが毎年変わっていますが、同じドライバーと複数年コンビを組むのと、毎年コンビが変わるのとではどちらの方がやりやすいですか?」
それは毎年変わらないほうがやりやすいですし、いろんなことが積み上げられます。チームとの連携も深まります。でも変わったら変わったで、新しい知識というか、勉強になることもありますので、どっちもメリットとデメリットもあると思います。でも、それに対して文句を言っても仕方がありません。誰と組んでも、どのチームでも結果を出すのがプロのレーシングドライバーですので、どちらでも構いません。
広島県のスプリンタータカヒロ GT-APEXさんからの質問です。「2025年6月に公開された映画F1は観にいかれましたか?」
すいません、まだ見てないんです。今年2月のセパンのテスト飛行機の中でも鑑賞するチャンスはあったのですが、気が付いたら着陸していました(笑)。すごく周りから面白かったと聞いていますので、ぜひ見たいですね。Netflixの『Formula 1:栄光のグランプリ』はよく見ています。ああいうのはドキュメンタリー番組を日本のスーパーGTでもやってほしいなあと思っています。
広島県のスプリンタータカヒロ GT-APEXさんからもう1問です。「2025年の秋に24年ぶりの復活を遂げたプレリュードですが、広大さんは歴代プレリュードの中で、デザインはどれが一番好きですか? ちなみに僕は、3代目プレリュードと現行型プレリュードです!」
アイルトン・セナがCMで出演した4代目プレリュードかな(1991年~1996年)。僕はプレリュードと言われると、この形をイメージしますね。リトラクタブル・ヘッドライトの3代目(1987年~1991年)もカッコいいと思いますが、世代的にあまり知らないです。僕の世代(1986年生まれ)では、4代目や5代目(1996年~2001年)が記憶に残っています。
奈良県の238さんからの質問です。「いつもスタート前は集中されていると思いますが、どんなことを考えていますか?」
どれだけタイヤを温められるとか、周りのドライバーは誰だっけとか、タイヤ状況はソフト目なのかハード目なのか、予選を見ているとウォームアップの違いなどで大体わかりますので、そういうのを踏まえて、ある程度の戦略や情報をしっかりと頭に入れて、すぐにパフォーマンスを発揮できるようにタイヤや天候などをおさらいしていることが多いですね。スーパーフォーミュラはドライバーにスタートダッシュを決めてほしいですが、まずは無事に帰ってきてほしいと思っていますね。
奈良県の238さんからもう1問です。「塚越選手はいろんなマシンに乗られる機会があると思いますが、マシンの限界(タイヤやブレーキング、コーナリング速度)をいち早く把握するために、どんなことを試されますか?」
例えば練習走行でいきなり限界には行きませんが、限界に近いところに短い走行時間で行けるように心がけています。サーキットには何となくの目安があります。100メートル看板より先は絶対に止まれないとか、そういうのは参考にしますので、目標物があるとやりやすいですね。

例えば200メートルの看板でブレーキをしたら全然余りました。じゃあ次は150で行ってみようと。そこもOKだったとしても、次に一気に100は行けないと思います。じゃあ、125、115、110という感じで徐々に詰めていく感じですね。

誰かが「あのコーナーは全開で行けると」と聞いて、それを鵜呑みにするようなことはしません。それをやっちゃうと、おかしなことになってしまう。他人のコメントはある程度は参考にしつつ、自分のマシンの状況や力量を把握しておくことが大事かなと思います。
青森県のかしすさんからの質問です。「また道の駅巡りをする予定はありますか?」
やりたいですね。僕だけだと何とかなりますが、まこが産休というのもあって、なかなかガマの3人で集まるのは難しい状況です。新しい地域にチャレンジするのは厳しいですが、栃木をもう1回おかわりするのもありかなと思っています。

ふと始めた道の駅巡りですが、楽しかったですし、やってよかったと思います。できれば全国を周りたいですが、全国のスタンプを集めるのはかなり厳しい戦いになると思います。スタンプは24時間押せるわけじゃないんですよね。大体、道の駅の営業時間は9時から5時ぐらいで、冬は行けないところもあります。そういう縛りがあるので、なかなかハードルが高い。

長野県の道の駅巡りをしている時に、寄りによって一番遠いところ、道の駅おたりのスタンプが押せませんでした。それでスタンプを押すためだけに片道3時間かけて出かけたこともあります。往復6時間です。あれはキツかったけど、今もとなっては楽しい思い出です(笑)。
青森県のかしすさんからもう1問です。「監督の時は厳しい口調になる時があるんですか? どうも想像できません(笑)」
ないですね。普段とあまりトーンは変わらないと思います。理詰めで行く感じです。僕は全日本F3選手権に参戦していた時代、チーム監督の田中弘さんにすごく怒られましたが、なかなかあそこまで情熱的になれません。怒るのはエネルギーがいるんです。ドライバーとして怒られていた時は「なにくそ」と思ったこともありましたが、それだけ一生懸命やってくれたんだと、今では心から感謝しています。
福岡県のタケハルさんからの質問です。「もしスーパーGTのもう1人のドライバーを世界中の選手の中から選べるとしたら誰にしますか?」
いい意味でも悪い意味では誰でもいいです。さっきも言いましたが、どんな状況でも結果を出すのがプロです。でも小暮さんとはいつかラリーをやってみたい。どっちがドライバーで、どっちがコドライバーというのはないですが、いつか一緒にラリーに出たいです。
福岡県のタケハルさんからもう1問です。「今まで戦ってきたライバルの中でこの人はやばかったっていう人は誰ですか?」
それは小暮さんですね。とにかくしつこかった。追いつくところまでは意外にすんなりいきますが、そこから絞り出してくるんですよね。2010年にスポーツランドSUGOでスーパーGT初優勝したレースもそうですが、追いついた後の粘りが凄かったです。
東京都のしょうたさんからの質問です。「塚越選手が乗ってきた歴代のクルマを教えてほしいです!」
ホンダではストリームに始まって、初期のS2000、今も所有してるビート、CR-Z、エリシオン、ZDX、オデッセイRB、オデッセイRC。2代目のNSXのNC、初代のNSXはNA1、NA2、02Rですね。あとはCR-V、ZR-V、現行のオデッセイ、シビックシャトル、シビックEFの四駆のセダンも乗りましたね。それとは別にオートバイはVFR1100、VFR800、CB1000R、モトコンポという感じですね。いっぱい乗っていますね。あとCR-ZとS2000はもう1回買っていますし、シビックMUGEN RRもありました。これで全部だと思います。
北海道のテストさんからの質問です。「最近シムレースを始めたのですが、シムで練習を続けていてれば、実際のレースでも速く走ることができますか?」
できると思います。F1のチャンピオン、マックス・フェルスタッペンがそうですからね。たまに実車が速くてシムが遅い人はいると思いますが、プロでシムが速くて実車が遅い人はあまりいません。

シムが速ければ実戦で応用できると思いますが、実戦でもシム通りに走ることができるのかというのはまた別の才能です。やはり実車は圧倒的に環境が悪いのですが、それをちゃんと置き換えることができるのかというのはありますが、シムが速いのは間違いなくプラスだと思います。
東京都のアツコさんからの質問です。「スーパーGTのタイヤが2027年にワンメイクになりますが、複数のメーカーが参戦するのと、ドライバーとしてはどっちがいいですか?」
複数メーカーが参戦していたほうがいいですね。それはタイヤに限らず、何でもマルチメイクのほうが開発競争があって盛り上がるし、レースも白熱すると思います。もちろんメーカーの方は大変だったと思いますが、ワンメイクになると、これまでサーキットに来ていた他のメーカーの方は来なくなるわけですよね。それは寂しいですし、追い抜きも難しくなっていくと思いますね。
東京都のアツコさんからもう1問です。「2025年はブラッド・ピット主演のF1映画がヒットしましたが、レースを題材として映画やアニメで好きな作品を教えてください」
子どもの頃に見ていて印象に残っているのはジャッキー・チェンが主演した『デットヒート』という映画です(1995年公開)。三菱のFTOやスタリオンは登場して、日本が舞台で仙台ハイランドでレースシーンを撮影していたと記憶していますが、子ども心にスピード感を出すためにメチャクチャ早送りしているなあと思いましたけど(笑)。

ストーリーはよく覚えていないですが、ライバルがGT-Rなんです。最初、ジャッキーはランサーに乗っているのですが、壊れてしまって、最後はGTOをレースに投入してジャッキーが勝つというストーリーだったと思います。

いつか大好きな『名探偵コナン』でレースを話題にした話を作ってくれないかなあと期待しています。だいぶ昔ですが『ゴルゴ13』でF1のセナプロの対決が題材になっていました。セナとプロストのクラッシュの原因はゴルゴの狙撃だったという(笑)。ゴルゴはお金の受け渡しの時にNSXに乗っているんです。
千葉県のサコさんからの質問です。「YouTubeの公式チャンネルでキャンプの動画をアップしていますが、キャンプの魅力は?」
ひとまずいろんな雑音を忘れて、自然の中で心をいったんリセットすることができます。それが心地よかったですね。鳥の鳴き声や川のせせらぎだけしか聞こえないところで、早朝ひとりでコーヒーを楽しむ。あらゆる情報から離れて、そういうゆったりとした時間を楽しむことは重要だなと感じます。あとはちょっとの不便を楽しむ、わざわざ火をおこしたり、暖をくべたり、面倒なところもありますが、そういうのが面白いんです。
いよいよ最後の質問です。千葉県のサコさんや兵庫県のソーマさんを始め、たくさんの方からの質問です。「2026年シーズンの目標は?」
スーパーGTは今年リアルレーシング20周年になります。僕自身、リアルとともにずっと走ってきましたので、リアルとともにチャンピオンになることが最大の目標です。それをぜひ達成できるようにしたい。

ホンダ陣営は今年からマシンはプレリュードになります。テストが終わった段階でまだまだ改善点はありますが、17号車としてはスムーズにテストができていますので、それを積み上げて、いい形で岡山での開幕戦を迎えたいと思っています。

スーパーフォーミュラに関してはマシンのカラーリングを変更することになりました。僕は勝手に「僕のヘルメットのカラーリングに近いなあ」と感じていますが、ドライバーも変更になります。新たに小出君が加入することになりました。昨年までスーパーGTで一緒に走っていたので、そういった意味では気心が知れたドライバーです。それが彼の助けになって、結果につながっていけばいいなと思っています。

スーパーGTとスーパーフォーミュラともに同じエンジニア、大駅俊臣さんが担当していただきます、僕自身もすごく連携して仕事がしやすくなっています。スーパーフォーミュラは昨年1ポイント獲得し、結果が残すことでチームが変わっていくことを感じることができました。

オフからちゃんとした体制をつくってこられたという実感がありますので、スーパーフォーミュラではしっかりと実績を積み上げていく必要があります。スーパーGTも同様で、結果を見せることで、チームの士気があがると思います。ドライバー、監督と立場は異なりますが、求めるものは速さであり、結果です。そこをブレずに突き詰めて行きたいです。

あと今年も引き続き国内トップのカートシリーズGPR(Global Promotion of Race)のレースディレクターとして活動します。今までのレース経験を踏まえてしっかりとジャッジしていきたいと思います。みんなが人生をかけてレースをしているので、曖昧な対応をするのは失礼にあたります。参加者の皆さんと同じ熱量で対応していきたいです。

GPRに関してはレースディレクターの僕が仕事をしないほうが平和で、順調に進んでいるということです。そうなることを願っていますが、自分の出番が来た時はしっかりと役目を果たすつもりです。

最初にも話しましたが、今年はリアルレーシング20周年となりますので、僕もチームも最高のシーズンにするつもりですので、応援をよろしくお願いします!