Race Report/レースレポート

2006年全日本F3選手権シリーズ第1戦、第2戦
2006年4月1日〜4月2日
富士スピードウェイ
参加台数14台

12度の合同テストをトップタイムで終え、良い流れで迎えた開幕戦。予選では第1戦が2番手、第2戦が3番手になりました。第1戦は、スタートで3番手に後退しましたが6周目に2番手上がりゴール。第2戦では朝から雨が降り、霧でレースが遅延するハプニングもありましたが、30分後にレースが始まりました。スタートは3番手のままで行きましたが、なかなかペースが上がらず、5位という結果に終わりました。

Qualifying/予選

予選1:1:36.160/2位
天候:晴れ

ここ富士スピードウェイはストレートが長いため、タイムを出すには前車との間合いが非常に重要でした。昨年はこの間合いをうまく取ることができず、失敗してししまったので、昨年の経験を生かして臨みました。思ったとおりに間合いを取ることができ3周アタックしました。そして、クールダウンしてからもう2周アタックしました。その結果2番手タイムを出すことができました。

予選2:1:35.973/3位
天候:晴れ

作戦的に予選1と同じようにクールダウンを入れながら走りました。予選1が終わったあとのインターバルの間にセッティングを少し変更したのがいい方向に進み、1回目よりもいいタイムを出すことができましたが、結果的には3 番手タイムとなりました。

Final/決勝

第1戦 決勝・・・2位
天候:晴れ

4月1日の午後に行われた第1戦。ウォーミングアップランでマシンのフィーリングを確認してレースに望みました。レースは15周で行なわれました。

スタートの最初の出だしは良かったのですが、そのあとホイールスピンしてしまい3番手に落ちてしまいました。2番手のペースはあまり速くなかったので早めに抜きにいこうとプレッシャーを与えていき、6周目の最終セクションで2番手がオーバーラン。最終コーナーでインを差し、2番手に上がりました。しかし、ストレートで並ばれてしまい1コーナーへ。ここではうまく相手を抑えることができ、確実に2番手に上がりました。それから、自己ベストを更新しながらトップを追いかけていきましたが、及ばず2位でチェッカーを受けました。

第2戦 決勝:5位
天候:雨

4月2日に行われた第2戦はレインコンディションでのレースでした。富士スピードウェイのレインコンディションでは初めてだったため、コースサイドから水の流れている様子や走り方などを見に行きました。そして、レースの前に10分間のフリー走行が設けられ、ライン取りやセッティングの確認をしました。グリッドにつきレースまでの指示を待っていたところ、雨が強くなった上に霧が出てしまい、レースは遅延することになってしまいました。結局、レースは30分以上も遅延し、当初の21周から16周になり開始しました。

スタートは、セーフティーカーが先導した状態で始まりました。セーフティーカーが走っている間にタイヤ、ブレーキを温めていつ再開になってもいいように準備しました。そうして、3周目にセーフティーカーが離れて、残り13周のレースが再開されました。

なかなかペースが上がらず序盤に順位を落としましたが、各所でスピンやコースアウト、接触などで混乱した中をうまく切り抜けながら走っていきました。しかし、ペースアップをすることができ5位でレースを終えました。

Koudai's Voice/塚越広大コメント

今回の開幕イベントではたくさんのことを勉強しました。富士ラウンドの第1戦で表彰台に乗れたことは自分、チームにとってもいいスタートになったと思います。しかし、雨のレースでは課題が残る結果となってしまい、次の鈴鹿ラウンドに向けて対策をしていきたいと思います。鈴鹿は昨年もFDで走っているホームコース的なサーキットなので、自信もあります。いい結果が残るよう頑張りたいと思います。