Race Report/レースレポート

2006年 全日本F3選手権シリーズ第13戦、第14戦
2006年8月26日〜8月27日
富士スピードウェイ
参加台数14台

今シーズン2回目の富士スピードウェイでのレースは、事前の予想よりも涼しいコンディションの中で行われました。予選では1回目には今シーズン5度目となるポールポジションを獲得。2回目はうまくアタックすることが出来ず、3番手に終わりました。第13戦の決勝はリタイア。第14戦はレインコンディションのレースとなりましたが、自分のミスで大きく順位を落とし、11位となってしまいました。

Qualifying/予選

第13戦 予選:1:38.545/1位
天候:曇り

前回と同様に、今回の富士もアタックを2周してからクールラップを入れて、再度アタックするという作戦をとりました。前日に雨が降ったのですが、思っていたよりもいいコンディションの中で走ることができました。このコースは後半部分がミスをしやすいので、なんとかまとめられるように集中して走りました。路面は徐々によくなっていき、クールラップの2周後にアタックした時にうまくまとめることができ、タイムを更新。さらにタイムアップを図ろうとしたのですが、うまくまとめることができませんでした。それでも最初に更新したタイムが、全車の中でのトップタイムとなり、富士スピードウェイで初めてのポールポジションを獲得することができました。

第14戦 予選:1:38.458/3位
天候:曇り

10分間のインターバルを挟んで2回目の予選が行われました。1回目と同じようにアタックしたのですが、今回はいいタイミングでタイムアタックをすることができず、クリアラップを取ることができませんでした。2周のアタックでいいタイムを出せなかったので、いったんクールラップを入れ、空いているスペースを狙っていきました。しかし、またしても他車に引っかかってしまいました。加えて、最後のアタックでは少し焦ってしまい、Aコーナーでコースアウト。タイムを更新することができず、3番手のタイムに終わりました。

Final/決勝

第13戦 決勝:リタイア
天候:曇り

第13戦は、2回目の予選が終わったあとの土曜日の午後に行われました。マシンのフィーリングを2周にわたって確認し、グリットにつきました。ローリングではリアタイヤを特に温めてスターティンググリットにつきました。シグナルが変わりスタート。マシンの動き出しまではよかったのですが、そこからの加速が鈍ってしまいました。また、Aコーナーでのポジション取りも悪く、4番手まで落ちてしまいました。その後、3番手のマシンとは間隔が詰まらず、なかなか仕掛けるまでいきませんでした。しかし、10周目に前方の車がミスをしたためオーバーテイクしましたが、立ち上がりに後方から接触されスピン。再発進したものの車にダメージがあり、残り2周の時点でリタイアとなってしまいました。

第14戦 決勝:11位
天候:雨

日曜日に行われた第14戦はF3のレース直前に雨が降り始め、ウェットコンディションとなり、レース前に10分間のフリー走行が設けられました。その後、レースが行われましたが、スタート直後の1コーナーでアウトのラインを取ったことが仇となり、後方から突っ込んできたマシンに引っかかってしまいました。その結果、行き場をなくしてポジションダウン。さらにシケインのブレーキングで止まりきれずオーバーランしてしまい、12番手まで順位を落としてしまいました。そこから何とか這い上がろうと走りましたが、差を詰めることができず、さらに何度かオーバーランもしてしまい。最終的に11番手でのゴールとなってしまいました。

Koudai's Voice/塚越広大コメント

今回、予選ではポールポジションを獲得した点は良かったのですが、決勝ではうまく結果を残すことができませんでした。今シーズンは残り4戦しかありません。しかし最後まで一生懸命に走り、結果を出したいと思います。