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スーパーGT最終戦を終えて。

2013.11.05

栃木県のツインリンクもてぎで開催されたスーパーGTの最終戦で2位表彰台を獲得し、ランキング2位という好成績を残した塚越広大。惜しくもタイトル獲得にあと一歩届かず「勝てずに本当に悔しい」と語る広大ですが、その一方で「後半の3レースはエースドライバーとして自分の役目を果たすことができた」と語っています。そして早くも今週末のスーパーフォーミュラの最終戦に意欲を燃やしています。

「今シーズンは勝てていなかったのでとにかく勝ちたかったし、勝ってタイトルを決めたいという気持ちが強かっただけに、2位に終わり、本当に悔しいです。ただ、このレースだけを見れば、自分の与えられた状況のなかで、しっかりと自分の走りを見せることができたと思います。タイヤのピックアップの問題など、いろんなことがありましたが、マシンとタイヤのギリギリまで攻めて、自力で2位までポジションを上げることができました。

最終的にはランキング2位となりましたが、僕自身、シーズンの最後の3戦はすごくいい緊張感のなかで戦うことができ、チームにとっても僕にとっても収穫は大きかったと感じています。

僕自身、今シーズンはチームのエースドライバーとして戦うことになり、チームのみんなを引っ張り、きちんと結果を残すことを目標としてきました。後半の3戦に関しては、その目標に近づくことができたと思っています。このようなレースをシーズン通してできれば、自ずとタイトルは手にできると思います。どんなレースにおいても、エースドライバーとしてこういう走りを常にできるようにしなければならないと思います。

今週末は鈴鹿でスーパーフォーミュラの最終戦が行われます。今シーズンは苦しい戦いが続いていますが、エースとして自分が取り組んできたことの成果を結果としてきちんと出せるように、精一杯、戦ってきます」