6月2日、三重県の鈴鹿サーキットで、2024スーパーGT第3戦の決勝が行われました。塚越広大と太田格之進選手がドライブするAstemo CIVIC TYPE R-GTは最後尾からスタートして、6位でフィニッシュ。5ポイントを獲得しました。レース後の塚越広大は以下のようにレースを振り返っています。
「走り始めからクルマの調子はよく、予選でもいいフィーリングで走行することができていました。ところが僕が担当したQ2でタイムアタックの際にスピンを喫してしまい、タイムを記録することができませんでした。自分としては今までにない感覚で、突然、クルマが滑り出してしまいました。
原因はまだわかっていませんが、ドライブミスであることは間違いありません。まずはしっかりと原因を突き止めて、同じミスを繰り返さないようにしなければならないと思っています。
決勝はスタートドライバーを担当しました。僕としてはできるだけポジションを上げて太田選手にバトンを渡し、後半戦に向けていい戦いをできるような形にすることを目指しました。他のマシンをバンバン抜いて大きく順位を上げることはできませんでしたが、クリアではいいペースで走れましたし、自分なりにベストを尽くしました。
2スティント目は太田選手がドライブし、最終スティントは僕が担当する予定でしたが、タイヤの状況もあって太田選手が引き続きドライブすることになり、最終的に6位でフィニッシュしました。最後尾からスタートして6位というのは最善の結果だと思います。週末を通してクルマの調子が良かっただけに、自分の予選でのミスが本当に悔やまれます。次戦ではしっかりと挽回したいです。
今シーズン、マシンが新しくCIVIC TYPE R-GTとなり、ここまで着実に戦闘力が上がってきていると思います。この調子をキープしながら、さらにチームとともにクルマのレベルを上げて、CIVICでの初優勝を達成したいと思っています」