11月3日、鈴鹿サーキットで2012年シーズンのフォーミュラ・ニッポン最終戦の予選が開催された。今回のイベントは通常と異なり、2レース制となっている。日曜日午前のレース1は20周、午後のレース2が28周で競われる。
土曜日の予選も通常のレースと違い、Q1のポジションがレース1のスターティンググリッドとなる。午前中のフリー走行で好調な走りを見せていた広大は、Q1は1分39秒336で3番手となり、レース1は3番グリッドからスタートすることになった。
そのままQ2を突破し、最後のQ3に進出した広大。最終アタックで、1分38秒774の好タイムをマーク。ポールポジションから0.074秒差の2番手となり、レース2は最前列から臨むことになった。予選終了後の広大は以下のようにコメントしている。
「今日は走りはじめから悪くありませんでした。予選までの流れも順調でした。Q1はちょっと失敗しましたが、予選をトータルで振り返れば、自分のベストを出せたと思います。今回のレースは、楽しみながら戦えています。逆に、僕の周りが緊張している感じがします(笑)。明日の決勝もタイトルのことはあまり意識せず、自分のベストを尽くし、結果として、チームから『チャンピオンが取れたよ!』と言われるようなレースをしたいです」