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スーパーGT第5戦SUGOで6位入賞。

2009.07.26

7月26日、宮城県のスポーツランドSUGOでスーパーGT第5戦の決勝が行われた。スタート時点での天候は晴れだが、予報では夕方には雨が降るという難しいコンディションのなかでレースは始まった。

14番手からスタートしたKEIHIN NSXは、金石選手がスタートドライバーを担当。コース幅が狭く、距離が短いSUGOのコースで、序盤の混戦のなかを金石選手は安定した走りで周回を重ねていった。

しかし、26周を過ぎた頃から雨が落ち始め、30周過ぎには本格的な雨になる。この状況にスリックタイヤでの走行は厳しくなり各マシンが相次いでピットイン。KEIHIN NSXも給油とタイヤ交換を行い広大が乗り込んだ。

雨はその後も降り続けていたが、50周を過ぎたあたりから霧雨に変わり、レコードラインは乾きはじめる。この時点でKEIHIN NSXは10番手を走行していたが、レース終盤にかけてポジションをひとつずつ上げていくと、再び雨が落ち始めていた77周目に6番手に浮上。後方スタートながら6位に入り、今シーズン4度目の入賞を果たした。レース後の広大は以下のようにコメントしている。

「ドライバー交換の時は他のチームも一斉にピットに入り、すごくバタバタしたので、多少焦りました。でもチームが的確な判断で、浅溝のウェットを選択したことが大きかった。ブリヂストンのウェットはすごく安定しており、予選からクルマのフィーリングは本当に良かったので、最後まで思いっきり攻めることができました。レースの走りはテレビにはあまり映ってなかったようですが(笑)、コース上で4台以上はオーバーテイクすることができたと思います。結果的に6位入賞を果たすことができましたし、いいレースでした。僕にとって次のレース、フォーミュラ・ニッポンのもてぎ(8月8日〜9日)に向けても、いい流れをつかむことができました。もてぎの前にはチームのファクトリーでミーティングをしますので、チームとともにクルマをさらにいい方向にまとめていきたいですね。そして前回のもてぎで手にできなかった優勝で目指します」