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ホッケンハイムのレース1は6位。

2008.10.25

10月25日、ドライコンディションのホッケンハイムでユーロF3最終戦の第1レースが開催された。12番グリッドからレースの臨んだ広大だが、スタートをうまく決めて3台をオーバーテイクすると、2コーナーでも1台をパスと、オープニングラップから素晴らしい速さを発揮。レース序盤には早くも8番手に浮上する。その後、セーフティカーがコースインし、リスタートの際に7番手に浮上した広大。中盤以降はJ・ビアンキと激しいポジション争いを演じるが、ビアンキを最後まで抑え切り、7位でフィニッシュ。

しかし2位でチェッカーを受けたC・ビエトリスがレギュレーション違反で失格(予選でマシンの最低重量規定に違反していることが判明した)となったために、広大の順位はひとつ繰り上がり、暫定6位となった。しかしビエトリスは失格の裁定に不服を申し立てており、最終順位は確定していないため、ビエトリスはそのまま第2レースにも出場する。7位でフィニッシュした広大はフロントローの2番手から最終レースに臨むことになっている。

広大はレース後、「スタートがうまく決まり、一気に順位を上げることができました。ホッケンハイムでは1コーナーでインに行くのはあまり良くないので、真ん中ぐらいのラインを走っていたら、両側からマシンに挟まれてしまいました。そのまま突き進んでいったのですが、他の選手とマシンが接触して一瞬、宙に浮きました。でも、うまく着地でき、飛びながら抜くことができました(笑)。その後、セーフティカーがコースを離れたあとのリスタートもうまく決めることができました。第2レースは最前列からスタートできるので、もちろん優勝を目指します」と語っている。