News/ニュース

マシントラブルに見舞われリタイアに終わる。

2009.08.09

2009年8月9日、フォーミュラ・ニッポン第6戦の決勝がツインリンクもてぎで開催された。雨の予想もされた日曜日だったが、決勝は曇り。真夏の太陽は顔を出さなかったが、蒸し暑いコンディションの中でレースは始まった。

広大はスタートでやや出遅れ、1コーナーまでにポジションを落としてしまった。さらにS字で他のマシンに接触されてコースをはみ出し、さらにポジションダウン。オープニングラップで8番手まで順位を下げてしまった。その後の追い上げが期待されたが、広大のマシンには電気系のトラブルが発生し、エンジンパワーが十分に発生しないという苦しい展開となった。そのためタイムが上がらず、広大は我慢の走りを強いられる。さらに終盤にはシフトダウンができないというトラブルも発生し、広大はスローダウン。チェッカーまでわずか4周というところでピットイン、そのままマシンを止めている。広大はレース後に以下のようにコメントしている。

「6月のもてぎでは悔しい思いをしたので、今回はいい結果を残したかったのですが、いろいろなトラブルもあり、残念な形で終わってしまいました。まずスタートをうまく決めることができず、他のマシンに押し出される格好でコースアウト。ポジションを落としてしまいました。そのあとにエンジンのパワーがなくなり、ペースが上がりませんでした。タイヤを交換しても、ペースは戻らなかったですね。終盤にギヤが動いたり、動かなかったりというトラブルが発生し、最後にはギヤがまったく落ちなくなってしまった。それでリタイアすることになりました。体力的にはまったく問題なかったんですけどね。地元でのレースとあって、たくさんのファンがサーキットに応援しにきてくれたのに、結果を残せず、本当に悔しいです。残りのレースはオートポリス、菅生の2戦。F3時代のレースを振り返ると、あまりいいイメージのないサーキットですが、きちんと結果を残したいと思います」