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フォーミュラ・ニッポン第2戦、雨の鈴鹿で5位入賞を果たす。

2009.05.17

5月17日、鈴鹿サーキットでフォーミュラ・ニッポン第2戦の決勝が開催された。午前中のウォームアップの天候は曇り。路面はところどころで濡れているが、ほぼドライコンディションの中で行われた。ここで6番手のタイムを出した広大は、「マシンのフィーリングはいいですね」と笑顔を見せていた。

午後の決勝は、スタート前に雨が降り出し、完全なウェットコンディションとなった。注目のスタートを決めた広大は、一気に4番手までジャンプアップする。その後も、うしろの選手を抑えながら、4番手のポジションを保ったままで走行を続ける。28周目にピットインした広大は、ウェットタイヤ交換と給油を行いコースに復帰する。1分58秒台の最速タイムをたたき出しながら周回を重ねる広大だが、ピットインでタイヤ交換を行わないドライバーに僅差で逆転を許し、5位でフィニッシュしている。それでもルーキーながら2戦連続の入賞を果たした広大は、ドライバーズ・ランキング5位に浮上している。

「スタートを完璧に決め、4番手に浮上することができました。雨がひどかったレース序盤はデグナーではみ出す場面もあったし、本当にいっぱいいっぱいで走っていました。他の選手とのバトルもありましたが、とにかく自分のベストのドライビングができるように集中していました。130Rでコースをちょっとはみ出してしまい、4位でゴールできるチャンスを失ってしまいましたが、レース全体ではいい週末を送ることができました。なによりも開幕からの1ヶ月の間に、チームのおかげでマシンの競争力がすごく上がったことを確信できました。それが僕にとってはすごく大きい自信になりました。一生懸命にやってくれるチームのためにも早く、もっといい結果を残したいと思っています」