News/ニュース

スーパーGT第6戦SUGOは失格

2023.09.17

9月17日、宮城県のスポーツランドSUGOで2023スーパーGT第6戦の決勝が行われ、塚越広大と松下信治選手のAstemo NSX-GTは失格でした。

前戦を終えドライバーズランキングで29ポイントを獲得しているAstemo NSX-GTのサクセスウエイトは58kg(燃料流量リストリクターが1段階絞られ積載ウエイト41kg)です。

予選3番手のAstemo NSX-GTは松下選手がスタートドライバーで3番手をキープ。28周目からGT500クラスのルーティンピットストップは始まり上位2台は30周目、32周目にそれぞれピットストップ。Astemo NSX-GTは33周目終了時にピットに入るとチームの素早いピット作業で、序盤に先行されていた8号車の前でコースに復帰。アウトラップの冷えたタイヤ状況ながらAstemo NSX-GTの塚越広大はポジションを守りきりました。

39周目、ホームストレートでクラッシュが発生してセーフティカー導入から赤旗中断へ。この時点でAstemo NSX-GTは3番手。上位2台はルーティンのピットストップをまだ済ませていませんでした。

レースは41周目からセーフティカー先導で再開され、44周目終了時にセーフティカーは退きリスタート。直後に1台がピットに入りAstemo NSX-GTは2番手へ。しかし、52周目の1コーナーで8号車に先行され3番手に後退。同じ周の終わりにGT500クラス最後の車両がピットに入り、全車ピット作業を終えてAstemo NSX-GTは2番手につけました。首位との差は一時は開いていましたが、塚越広大は安定したラップを刻み続けて少しずつ差をつめて64周目には8号車にテールに追いつきました。

そして、75周目の最終コーナーからあわせてホームストレートで8号車をオーバーテイクして首位に立つと、最後は後続との差を広げてトップでチェッカーを受けました。しかし、レース後の車検でスキッドブロック厚み規定違反で不合格となり、Astemo NSX-GTは失格となりました。

Photo: © GTA