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スーパーGT第5戦鈴鹿を終えて

2023.08.29

8月27日、三重県の鈴鹿サーキットで2023スーパーGT第5戦『SUZUKA GT 450km RACE』の決勝が行われ、塚越広大と松下信治選手のドライブする17号車のAstemo NSX-GTは4位でした。この結果、塚越広大/松下信治組は開幕からすべてのレースでポイントを稼いでおり、ドライバーズランキング6位(獲得ポイント29)となっています。レース後の塚越広大は以下のようにコメントしています。

「前戦の富士に続いて、今回も予選でQ1を担当することになりました。6番手でQ2の松下選手につなげることができ、最終的には3番手という好位置からレースに臨むことになりました。

序盤は3番手のポジションを守りながら走行していましたが、レースぺースはライバルと拮抗していましたし、鈴鹿は抜きづらいコースです。戦略がすごく大事なポイントだったと思います。結果的にピットインのタイミングがうまくいかず、マシンのパフォーマンスを引き出すことができませんでした。そのためにタイムロスし、順位を落とす形になってしまいました。その後、前のマシンを抜いてポジションを上げることができればよかったのですが、膠着状態のレース展開となり、順位を上げることができませんでした。

チャンピオン獲得のためには、今回の鈴鹿では最低でも表彰台に上がらなければならなかったのですが、歯車が噛み合わない、悔しいレースとなってしまいました。今シーズンは残り3戦となりましたが、次のSUGO(9月16日~17日)では大量ポイントが必要となってきます。サクセスウエイトが58kgとなり、50kgをこえたためにSUGOでは燃料流量リストリクターが1段階絞られることになります。ただ、SUGOのコース特性上、影響は少ないと思いますので、勝てるチャンスはあります。優勝を目指して、チームとともに万全の準備を整えて臨みたいと思います」

Photo: © GTA