News/ニュース

スーパーGT第5戦鈴鹿は4位

2023.08.27

8月27日、三重県の鈴鹿サーキットで2023スーパーGT第5戦の決勝が行われ、塚越広大と松下信治選手のAstemo NSX-GTは4位でした。

前戦を終えドライバーズランキングで21ポイントを獲得しているAstemo NSX-GTのサクセスウエイトは42kg。第5戦決勝はレース距離450km(77周)で、最低2回の給油が義務付けられています。

予選3番手のAstemo NSX-GTは松下選手がスタートドライバーを務めました。GT500クラスでは6周目終了時から早くもピットストップを行う車両もありましたが、11周目にGT300車両がストップしてフルコースイエロー(FCY)となったタイミングで上位の1台がピットストップへ。これでAstemo NSX-GTは2番手に上がりました。その後もライバル勢がピットストップを行いますが、Astemo NSX-GTはコースに留まり続けて18周目に首位に立つと27周目にピットストップを行いました。

塚越広大にドライバー交代したAstemo NSX-GTは8番手あたりでコースに復帰。GT500クラス全車が1回目のピットストップを終えた30周目にはAstemo NSX-GTは7番手につけて、35周目のシケインで3号車をパスして6番手に上がりました。40周目からは2回目のピット作業も始まり、Astemo NSX-GTは42周目に2回目のピットストップへ。13番手でコースに戻ると、その後のライバル勢のピットストップのタイミングで順位を上げていきました。

50周目、GT300車両がコースサイドにストップして再びFCY導入へ。この時点でAstemo NSX-GTは6番手で、GT500クラス上位2台は2回目のピットストップ未消化の状況でした。FCY解除後には上位2台もピットストップを行い、残り20周の段階でAstemo NSX-GTは4番手でしたが、58周目のデグナーでGT300車両と軽く接触して失速したところで1台にパスされて5番手に下がました。終盤、3度目のFCYが導入される場面もありましたが、Astemo NSX-GTはそのまま5位でチェッカーをうけました。

なお、レース後の車検で2番手フィニッシュの車両がスキッドブロックが規定以上に削れていたため失格となり、Astemo NSX-GTの順位は繰り上がり4位になりました。