4月16日、岡山県の岡山国際サーキットで2023スーパーGT第1戦の決勝が行われ、塚越広大と松下信治選手のAstemo NSX-GTは7位でした。
決勝は雨の予報もあるなかドライコンディションでスタート。予選13番手のAstemo NSX-GTはスタートドライバーを松下選手が担当。3周目には10番手に上がりましたが、7周目頃から小雨が降り始めると少しずつ順位を下げて13周目には12番手になりました。15周目あたりから雨が強くなりAstemo NSX-GTを含む多くのマシンがレインタイヤに交換。また、GT300クラスの2台がコースサイドにストップしてフルコースイエロー(FCY)導入後、セーフティカーに切り替わりました。この時点でGT500クラスの上位4台はドライタイヤのままでAstemo NSX-GTは9番手。その後、ピットオープンと同時に上位4台もピットに入りAstemo NSX-GTは5番手に上がりました。
レースは23周目に再開されリスタート後にAstemo NSX-GTは4番手に浮上。しかし、雨が止み路面状況が変化していくと少しずつ後退して12番手走行中の39周目にAstemo NSX-GTは2回目のピットストップ。ドライタイヤに交換して後半を担当する塚越広大は14番手でコースに戻りました。
48周目、GT300車両のストップによりFCYが導入され51周目に解除。しかし、52周目にクラッシュしたGT300車両2台の撤去のため2度目のセーフティカーが導入されましたものの、再び雨が降り始めていたことに加えサーキット近隣での落雷もありレースは赤旗中断になりました。
赤旗中断中も雨は降り続け、レースは55周目にセーフティカー先導で再開。ピットオープンと同時にドライタイヤ装着車両は一斉にレインタイヤに交換。Astemo NSX-GTも56周目にレインタイヤに交換して8番手でセーフティカー先導の隊列に戻りました。しかし、コースアウトする車両があり再度赤旗中断へ。その後、レースは62周目からセーフティカー先導で再開されましたが、セーフティカーは退くことなく63周目に3度目の赤旗が提示されレースは終了。レース後、タイム加算ペナルティの車両があり、Astemo NSX-GTは7位でした。