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スーパーフォーミュラ第3戦富士は9位。

2017.07.09

sf170709013L.jpg7月9日、静岡県の富士スピードウェイで2017全日本スーパーフォーミュラ選手権第3戦の決勝が行われ、REAL RACINGの塚越広大は9位でした。

今大会のレース距離は250km(4.563km×55周)で給油が必要となりそうですが、タイヤ交換義務はありません。17番グリッドからスタートした塚越広大は7周目には15番手に順位を上げました。10周目からは給油のみ、給油とタイヤ交換といったように戦略は分かれましたがピットストップが始まり、周回ごとに数台がピットに向かいます。塚越広大はコースに留まり続け、6番手走行中の30周目にピットストップを行いました。

給油のみでピット作業を終えコースに戻った時点で塚越広大は12番手でしたが、その後リタイアしたマシンや他車のピットストップで9番手に浮上。ポジションをキープしたままフィニッシュしました。

塚越広大「日曜日は朝のフリー走行でもアンダーステアで、クルマのフィーリングはよくありませんでした。それでもレース前の8分間のウォームアップに向けてマシンを調整した結果、若干ですがフィーリングがよくなりました。

もちろん、まだマシンは決していいとは言えない状況でしたが、その中でもレースペースも悪くなく、徐々にポジションをあげることができました。ピットインのタイミングを引っ張り、30周目にピットに入りました。給油だけしてコースに復帰し、あとわずかで入賞できるところまでポジションを上げることができました。4番手争いの集団まであと数秒というところまでリカバリーできました。

土曜日の状況を考えると、よくこのポジション(9位)でフィニッシュできたと思います。でも同時に、予選でもっといいポジションを獲得できれば表彰台も狙えたかも……とも感じています。

現在のスーパーフォーミュラは本当に接戦で、ほんの少しのことで大きく順位を上げたり、逆に下げることもあります。それほど繊細で、難しいレースになっています。今回は予選でいいポジションを得られなかったことが僕たちの結果に大きく響きましたが、セットアップを改善させるためのヒントをつかむことができたかもしれません。次のレース(8月19日~20日ツインリンクもてぎ)では、その成果をきちんと形にしたいと思っています」