10月30日に三重県の鈴鹿サーキットで、2016全日本スーパーフォーミュラ選手権最終戦の第7戦鈴鹿「第15回JAF鈴鹿グランプリ」の決勝が行われ、REAL RACINGの塚越広大はレース1は12位、レース2は11位でした。
シリーズ最終戦は2レース制で、レース1の周回数は19周、レース2の周回数は35周です。レース2では1セット(4本)のタイヤ交換が義務づけられています。
レース1は9時45分にスタート。14番手グリッドの塚越広大はオープニングラップで13番手にポジションアップして周回を重ねました。その後、14周目に他車により1台のマシンが後退し、塚越広大は12位でフィニッシュしました。
14時45分から始まったレース2。9番グリッドの塚越広大はスタートで7番手に浮上。タイヤ交換義務のあるレース2では、オープニングラップ終了時から多くのマシンがピットに向かいました。翌周以降も数台のマシンがピットストップを行い、塚越広大は4番手まで上がり15周目終了時にピットストップを行いました。
24周目、クラッシュしたマシン回収のためセーフティカー導入へ。この時点で塚越広大は6番手でしたが、リスタート後に5番手に上がります。さらに、29周目に再度クラッシュが発生し2度目のセーフティカー導入となりました。レースは残り4周で再開。リスタートと同時に塚越広大は前車と4番手争いを展開。2台は並んで1〜2コーナーに入りましたが、2コーナーでアウト側にいた塚越広大は行き場が無くグリーン上にマシンを落とし、オーバーランしたマシンをコントロールしてコースに戻りました。しかし、直後のS字コーナーで後続車と接触してスピン。コースオフして14番手に後退しましたが、2つポジションを上げて12位でフィニッシュしました。
この結果、ドライバーズランキング11位、REAL RACINGはチームランキング7位でシーズンを終えました。