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「厳しいレースだったが、ポイントを獲得できた」

2016.07.20

sf160716019L.jpgスーパーフォーミュラ第3戦富士で、REAL RACINGの塚越広大は予選10番手、決勝は8位でした。

塚越広大「今回の富士は走り始めのタイムが悪く、最初の走行ではトップから4秒近くも大きく引き離されていました。でも、そこからセットアップをどんどん詰めていき、予選では10番手に終わったとはいえ、Q2ではトップからコンマ7秒のところまでマシンを仕上げることができました。もう少し時間があれば、Q3には行けたと思いますので、残念ですね。

決勝前の走行で、クルマのフィーリングがしっくりこなかったので、グリッド上でセッティングを変えることを決めました。スタートでポジションを上げ、序盤はいいフィーリングで走ることができていたのですが、周回を重ねるごとにオーバーステア傾向になり、結果的にはペースが上がりませんでした。それでもトラブルで脱落するマシンを何台かパスし、8位でフィニッシュ。3戦連続でポイントを獲得することができました。厳しい内容のレースでしたが、その中でも入賞できたことはよかったと思います。

その翌日、富士スピードウェイでメーカーテストに参加しました。ここでは、8月に地元ツインリンクもてぎで行われる第4戦で投入されるソフトタイヤで走り、ミディアムとの比較をしたり、もてぎに向けてのマシンセッティングなどのテストを行いました。ニュータイヤでアタックしましたが、新しいタイヤの印象は悪くなかったです。(ベストタイムは16番手ですが)それぞれのドライバーによってソフトを投入するタイミングが異なっていますので、タイムに関してはそれほど気にしていませんでした。
ソフトを履くと、ミディアムに比べて1秒ぐらいタイムが上がります。今回のデータを見て、いろいろ戦略やセッティグの方向性を決めていくことになると思います」