11月15日、栃木県のツインリンクもてぎで、スーパーGT第8戦(最終戦)「MOTEGI GT 250km RACE」の決勝が行われ、塚越広大と武藤選手のKEIHIN NSX CONCEPT-GTは8位でした。
決勝スタート時は曇りでしたが、ウォームアップ走行終了時に降った雨によりウェットタイヤを装着して決勝はスタートしました。予選9番手KEIHIN NSX CONCEPT-GTは武藤選手がスタートを担当。オープニングラップで他車との接触からスピン、最後尾まで落ちますが、8番手まで順位を挽回しました。
この頃には青空も見え路面は乾き始め、20周目前後から始まったルーティンのピットストップでは各車スリックタイヤにスイッチ。KEIHIN NSX CONCEPT-GTも22周目にピットストップを行いました。
しかし、26周目にクラッシュが発生しセーフティカー導入へ。この時点で、トップのマシンはピットストップをまだ行っておらず、直後につけていた塚越広大がドライブするKEIHIN NSX CONCEPT-GTは周回遅れとみなされ上位陣から大きく離されてしまいます。
KEIHIN NSX CONCEPT-GTにとって不運なタイミングでのセーフティカー導入で、リスタート後はトップから約1分半遅れのポジションでの走行となり結局8位でフィニッシュしました。
塚越広大「スタート直後にスピンを喫した上に、ピットストップの際にエンジンがストールしてしまいました。この影響でトップを走るマシンの直後につける形になり、ここでセーフティーカーが出動したため周回遅れとされました。それさえなければ、もっとおもしろいレースをお見せできたはずなので、とても残念です。今シーズンはいろいろな意味で流れに恵まれなかったので、来年はそうならないようにしっかり準備して臨みたいと思います」