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スーパーフォーミュラ第1戦鈴鹿、トラブルもあり14位。

2014.04.13

4月13日、三重県の鈴鹿サーキットで、スーパーフォーミュラ第1戦の決勝が行われ、HP REAL RACINGの塚越広大は14位だった。

注目の決勝レースは曇り空のもと15時にスタート。14番グリッドの広大は、オープニングラップで1つポジションを上げたが、8周目にチームメイトのヴィタントニオ・リウッツィ選手にパスされて14番手となった。

15周目、逆バンク付近で1台のマシンがスピンしてコースを塞ぐような形でストップ。ここでセーフティカーが導入される。このタイミングで広大を含む多くのマシンがピットストップを行った。

リスタート後、広大は11番手を走行していたが、マシンにダメージを負っていたため再度ピットへ。ガレージでトラブルを修復後、コースに復帰。5周回遅れでフィニッシュし、14位という結果に終わった。

「スタートして1周目のシケインで他のマシンと接触し、インテイクにダメージを受けてしまいました。そのためストレートで他のマシンよりも時速10kmも遅いスピードで走らなければなりませんでした。ピットに入り、修理しようとしたのですが、完全に直すことができず、苦しい、苦しい開幕戦になってしまいました。

それでもレースを最後まで走り切り、たくさんの有益なデータをとることができました。また決勝のラップタイムを見ると、トラブルを抱えていたにもかかわらず、いいペースで走ることができました。ロングランのペースは悪くないんです。普通に走ることができれば、入賞することはできたと思います。これは次のレースに向けて、明るい話題です。

まだまだライバルとの差はありますし、予選のタイムを上げることなどの課題もありますが、開幕戦を最後まで走ったことは今後につながっていくと思います」