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JAF GPのスーパーフォーミュラは10位、スーパーGT総合優勝。

2013.11.24

11月24日、JAF Grand Prix FUJI SPRINT CUP(JAFグランプリ富士スプリントカップ)のスーパーフォーミュラの決勝が行われ、HP REAL RACINGの塚越広大は10位。また、KEIHIN HSV-010はスーパーGT500クラスの総合優勝を飾った。

スーパーフォーミュラ決勝は、走行距離100kmのスプリントレースでピットストップはない。14番手スタートの広大は、オープニングラップ直後の1コーナーでのアクシデントもあり一時8番手に上がったが、最終的に10位でフィニッシュした。

また、前日のレース1で広大が優勝しているスーパーGTは、レース2では金石選手がKEIHIN HSV-010をドライブ。金石選手は6位に入り、KEIHIN HSV-010はレース1とレース2の総合でトップとなり、JAFグランプリのタイトルを獲得した。

スーパーGTレース1で優勝も飾った広大は、JAFグランプリを終えて次のようにコメントしています。

「久しぶりに優勝できて、本当にうれしかったです。スーパーGTでは今シーズン、何度も勝てそうで勝てないというレースがあり、ずっと悔しい思いがありました。特に後半に入ってクルマが良くなり、優勝にあと一歩というレースが続いていただけに、最後のJAFグランプリで優勝という結果を残すことができ、チームのスタッフの方々、ホンダさん、ケーヒンさんを始めとするスポンサーの皆さん、そして応援してくれたファンのみんなにやっと恩返しできました。

HSV-010は、僕にとってすごく思い入れのあるマシンです。スーパーGTに初めて参戦した時から今まで、ずっとこのマシンで戦ってきました。HSV-010にとって最後のレースで勝てたこともすごくうれしいです。今回はマシンがすごく調子がよく、タイヤの選択もうまく決まりました。最終的に総合優勝も飾ることができ、最高の締めくくりになりました。

スーパーフォーミュラに関しては、最後のJAFグランプリも厳しい結果に終わってしまいました。今シーズン、スーパーフォーミュラでも結果を出すために、チームとともに何度もミーティングを重ね、本当にいろいろな作業を繰り返してきました。その成果をJAFグランプリで出したいと思っていたのですが……本当に悔しいです。今シーズンの苦労したことを、来年、必ず活かさなければいけないと思っています」