7月14日、富士スピードウェイでスーパーフォーミュラ第3戦の決勝が行われ、HP REAL RACINGの塚越広大は9位でフィニッシュした。
決勝はスタート直後の1コーナーでクラッシュが発生。コース上に2台のマシンがストップしたためにセーフティカーが導入される波乱の幕開け。11番グリッドからスタートした広大は12番手につけて、5周目にリスタートがきられた。
広大は9周目の1コーナーでオーバーテイクするなどして9番手まで上がり、14周目終了時にピットストップを行った。
レース中盤の30周目前後にはライバル勢もルーティンのピットストップ。広大はレース後半11番手を走行していたが、終盤に順位を上げて9位でチェッカーをうけた。
「スタートはいい感じで切れたのですが、アウト側にマシンを振ったら、行き場がなくなってしまいました。それで少しポジションを落としてしまいました。その後は自分なりにいろいろ試しながら走りました。マシンも毎回いろんなことを試して着実に進歩しているという手応えはあります。でも周りも同じように進歩しているので、なかなか差がつまっていかないというのが現状です。
今回の富士は自分なりにベストを尽くしましたし、レース内容は決して悪くなかったと思いますが、やっぱりレースは結果。次は地元のもてぎになりますので、これまでいろいろ試したことを結果に結びつけなければなりません。次のレースまでに、チームとともにできることすべてに全力で取り組んでいきます」