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雨のSUGOで2位、フォーミュラ・ニッポンポイントランキング2位に浮上する。

2012.09.23

9月23日、宮城県のスポーツランドSUGOでフォーミュラ・ニッポン第6戦の決勝が行われた。

前日から一転し、日曜日の天候は雨。決勝スタート前から雨脚はさらに強くなり、レースはセーフティカー(SC)先導でスタート。4周に渡ってSCランを行い、5周目から本格的なレースが始まった。

序盤、広大は滑りやすい路面状況にも関わらず果敢に攻めて、首位に立つチームメイトの伊沢選手に1秒以内に近づくとオーバーテイクのチャンスをうかがう。しかし、接近しすぎるとフロントのダウンフォースを失うのか2回ほどコースオフ。それでもマシンをコントロールし2番手のポジションはキープする。

やがてコース上の雨量が減り始めると今度は伊沢選手のペースが上回り、広大は少しずつ遅れ、レース後半の50周目に広大、翌周に伊沢選手がピットストップ。給油を終えても二人のポジションは変わらないまま、DOCOMO TEAM DANDELION RACINGの2台が後続を引き離していたが、57周目の最終コーナーで20号車の右リアタイヤが外れマシンがストップ。ここで再びセーフティカーが導入され、各車の差は一旦なくなってしまう。

レースは残り5周で再開。最後は接近戦になったが上位3台のポジションに変動はないままチェッカー。広大は伊沢選手に続く2位でフィニッシュし、DOCOMO TEAM DANDELION RACINGは第3戦オートポリス以来となる今季2度目のワン・ツー・フィニッシュを飾った。

この結果、広大はポイントランキングでトップから1ポイント差の2位に浮上し、最終戦鈴鹿(11月3、4日)に挑む。