News/ニュース

フォーミュラ・ニッポン開幕戦・鈴鹿の予選は惜しくも2番手。

2012.04.14

2012年4月14日、フォーミュラ・ニッポン(フォーミュラ・ニッポン)開幕戦の予選が鈴鹿サーキットで行われた。朝からウェットだった路面も、お昼には太陽が顔を出し、じょじょに乾いていく。午後2時の予選開始時にはまだ濡れている部分はあるものの、ほとんどのマシンがドライタイヤでコースインする。

予選はノックアウト方式で、広大は第1セッション(Q1)を1分40秒293のベストタイムを叩きだしトップで通過。第2セッション(Q2)は「クルマが完璧ではなかった」という状況だったが、3番手で通過する。最終セッション(Q3)はアタックする直前で1台がクラッシュし、赤旗でセッションは一時中断された。

残り時間、2分30秒の時点でセッションは再開。全車がタイムアタックのチャンスは1回のみという状況の中、広大はセクター1、セクター2をトップのタイムで通過し、ポールポジション獲得の期待が高まった。しかし、広大の直前を走っていたJP・オリベイラ選手がスプーン・カーブでスピン。その影響を受けた格好で、広大はタイムをロスしてしまい、ベストタイムは1分39秒681。不運な形でポールポジションを逃してしまった。それでも広大はレース後、以下のようにコメントしている。

「昨日のフリー走行から非常に順調に来ていました。今日の予選でもQ2では思うようなクルマではありませんでしたが、Q3に向けてセッティングを若干変えたら、いいフィーリングになっていました。自分としては、間合いの取り方が課題だったと思います・・・・・・。(最終アタックの際に直前を走っていた)JP・オリベイラ選手のスピンは少なからず影響がありました。JPはスピンしたあと、コースに戻ってくる感じになっていましたので・・・・・・。実際、あの区間だけタイムが遅かったですから。ポールポジションを獲得できずに悔しいですが、いつまでも落ち込んではいられません。とにかく明日のレースは、あまり気負わず、気楽にレースに臨みたいと思います!」