6月4日、大分県のオートポリスでフォーミュラ・ニッポン第2戦の予選が行われた。
午前のフリー走行でトップタイムをマークしていた広大は、ノックアウト方式の予選でも持ち前のスピードを披露。最初のセッション(Q1)をトップで通過し、続くQ2でも最速タイムを刻む。そして、最終セッション(Q3)では2番手の選手に対して0.458秒差の、ただひとり1分31秒台を切る、1分30秒845をマーク。広大は、すべてのセッションでトップタイムを叩き出し、フォーミュラ・ニッポンでは初めてのポールポジションを獲得した。
「ホンダやチーム、みなさんのおかげでポールポジションを獲得することができました。とても感謝しています。前回の鈴鹿で悔しい思いをしたので、(エンジニアの田中)耕太郎さんと反省会をして、プランを立てて臨みました。その結果、フリー走行からマシンのフィーリングが良くて、セットアップもほとんど変えず予選に挑みました。ポールポジションを獲ることができて良かったです。プレッシャーはありましたが、あまり考えずに走りました。明日、みなさんにいい報告ができるように頑張ります!」