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スーパーGT最終戦、地元もてぎで3位表彰台。

2010.10.24

10月24日、2010年スーパーGTのシリーズ最終戦となる第8戦の決勝がツインリンクもてぎで行われた。

予選3番手のKEIHIN HSV-010は、金石選手がスタートドライバーを担当。前を走る6号車がペナルティで後退し2番手に浮上したが、13周目に1号車にパスされてしまう。その後、1号車が18号車の前に出た。

22周目から前の2台がピットインを開始。KEIHIN HSV-010は25周目にピットに入り、給油作業とリアタイヤ2本のみを交換する作戦で18号車の前でコースに戻ったが、まだタイヤが温まっていないアウトラップで18号車に先行されてしまう。その後、全車ピット作業を終えるとトップ3は再び、1号車、18号車、KEIHIN HSV-010の順で、広大は後続を抑えきって3位でチェッカーを受けた。

地元もてぎで表彰台に上がった広大は、レース後、以下のようにコメントしている。

「今日のレースは、自分自身、やれることをやっての3位だと思っていますが、本当に厳しかったです。僕たちはリアタイヤのみを交換する作戦をとりましたので、特に終盤はすごく難しかった。今シーズン、もっともタフなレースになりました。でも年弘さんも素晴らしい走りをしてくれましたし、チームもベストの仕事をしてくれたこともあり、3位でフィニッシュすることができました。結果的にはランキング3位でシーズンを終えましたが、最終戦までタイトルを争うことができたことで、すごく自信になりました。

長いシーズンを振り返ると、いいことも、悪いこともたくさんありましたが、全体としていいシーズンを送ることができました。ただ、せっかく最終戦までチャンピオンの可能性があるところまで来たので、ランキング3位という結果はすごく悔しいですし、もっとできたこともあったのかな、と感じる部分が多いです。来年はどうなるかわかりませんが、この悔しさを糧にして、ドライバーとしてさらに飛躍できるように努力していきます。最後に今シーズン、僕を支えてくれたチームのスタッフや関係者の方々、そして応援してくれたファンのみなさんに心から感謝の気持ちを述べたいと思います。

今シーズンはフォーミュラ・ニッポンの最終戦が残っていますし、富士でのJAFグランプリもあります。これからは、この2戦で優勝できるように、集中していきたいと思っています」