9月25日、宮城県のスポーツランドSUGOでフォーミュラ・ニッッポン(フォーミュラ・ニッポン)第5戦が開幕し、フリー走行と予選が行われた。
フォーミュラ・ニッポンは今戦からパワーステアリングが導入されたため、前日の金曜日に公式合同テストが実施された。広大はこのセッションで4番手、土曜日のフリー走行では9番手タイムをマークした。
予選はノックダウン方式で、第1セッション(Q1)を8番手で通過した広大は、続くQ2で4番手タイムをマークして最終セッションへと進んだが、Q3では7番手にとどまった。予選7番手の広大だが、Q3中にピットロードのスピート違反をしたとしてグリッド降格ペナルティ。決勝は8番グリッドからのスタートになる。
「今日は身体の痛みもありませんでした。マシンにも幸いモノコックなどの主要な部分にダメージがありませんでした。それよりも金曜日のアクシデントのあと、夜遅くまでマシンを修復してくれたチームのメカニックやスタッフに心から感謝しています。みんなの献身的な作業のおかげで、何とかセッションに間に合いました。ピットロードのスピード違反は、スピードリミッターのボタンがうまく押されていなかったことが原因でした。マシンのフィーリンは決して悪くないので、決勝で挽回したいと思います」