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フォーミュラ・ニッポン第6戦はレース後の車検で失格に。

2010.10.17

10月17日、大分県のオートポリスでフォーミュラ・ニッポン第6戦の決勝が行われた。

10番グリッドからスタートした広大は、スタート直後のマルチクラッシュを避けて4番手に浮上する。さらに、このアクシデントによりセーフティカーが導入され、数台のマシンがこのタイミングでピットイン。コース上に留まった広大は3番手にポジションを上げた。

レース再開は6周目。ここから広大はプッシュし続けて、2番手走行中の28周目にピットイン。6番手でコースに戻ると、33周目の1コーナーでオーバーテイクを決めて5番手に浮上する。終盤にはマシントラブルを抱えたマシンの前に出て4番手へと上がり、さらに前のマシンに迫ったところでフィニッシュ。4位でチェッカーを受けたが、レース後の車検で、想定以上に擦り減ったスキッドブロックが車輌規則違反と判断され失格になった。広大はレース後、以下のようにコメントしている。

「失格という結果は残念ですが、チームとしてトライした結果ですし、最終戦の鈴鹿に向けてプラスになるレースだったと思います。スタートもうまく行きましたし、アクシデントがなくても、かなりポジションを上げることができたと思います。ピットインを遅らせるというピット戦略も良かった。そのおかげで、レース終盤もいいペースで走ることができました。これまで苦手としていたオートポリスでベストの走りができたと思っています。ドライビングに関しても得るものがありました。これからはスーパーGTの茂木(10月23日〜24日)、フォーミュラ・ニッポン最終戦の鈴鹿(11月7日〜8日)、JAFグランプリ富士スプリント(11月13日〜14日)とレースが続きます。どのレースでも優勝を狙って、最高の準備をして臨みたいです!」