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スーパーGT第7戦富士は4位入賞。

2009.09.13

2009年9月13日、富士スピードウェイでスーパーGT第7戦の決勝が行われた。前日の雨も上がり快晴となった日曜日。午前のフリー走行では開始直後こそ路面の一部に雨が残っていたものの、セッションが進行するにつれてドライコンディションとなり、30分間の走行でKEIHIN NSXは晴れ用のセッティング作業を進めていった。

午後の決勝では金石選手がスタートドライバーを担当。KEIHIN NSXは9番手からスタートしたが、オープニングラップの1コーナーで先頭集団が接触し、混乱のなかでポジションを下げてしまう。しかし、金石選手はラップを重ねるごとに着実にポジションアップして、レース前半は7番手を走行する。

その後、26周目を過ぎたあたりから相次いでピット作業が始まるが、KEIHIN NSXはコースに留まり周回を重ねていく。そして先頭を走っていた34周目にピットイン。金石選手から広大にドライバーチェンジして、5番手でコースに復帰した。

ステアリングを握る広大は、アウトラップを終えると、安定したタイムを並べていく。47周目に前を走るマシンがアクシデントにより後退し、KEIHIN NSXは4番手に浮上。だが、3番手のマシンとの差は10秒以上と開いておりレース終盤は単独走行で、そのままチェッカーを受け、4位入賞を果たした。決勝後の広大のコメントは以下の通り。

「スタートドライバーをつとめた年弘さんのペースがよく、ポジションを上げて僕に引き継いでくれました。ピットではリアの2輪だけを交換し、作業時間を短くできたことも大きかったですね。僕はほとんど単独走行で、ポジションを守ることを考えながら走行しました。4位という結果は悪くありませんが、同じNSXのマシンが優勝していますからね。やっぱり自分自身、もっと予選を頑張って、スタートの順位を上げなくてならないと思います」